「文化人・三浦和義」を担ぐ”ブレーン”たちの思惑(1):週刊サンケイ(1985(昭和60)年5月2日)より抜粋

「文化人・三浦和義」を担ぐ”ブレーン”たちの思惑:週刊サンケイ(1985(昭和60)年5月2日)

三浦和義氏は、今や文化人なんだそうである。『ロス・コネクション」なる小説を出版したかと思うと、今度はテレビドラマに刑事役で出演の話も出て、まさに八面六臂の活躍なのだ。その裏には、キワモノで鳴らしたイベント屋の影などもチラチラ見え隠れする。”文化人”に変身してイメージアップを図るというのは、三浦氏一流の作戦。それを支える人脈は多彩だ。

”新・三浦人脈”の中でも、いかにも”らしい人物”が、カアス・クレイの来日や、ネス湖のネッシー探検隊、そして”人間か猿か”というオリバー君騒動の仕掛け人で知られた康芳夫氏。最近、六本木や四谷辺りで長髪の康氏と三浦氏の姿が何回も目撃され、「康氏が三浦さんのプロモーターになったらしい」という噂も広まった。

”疑惑の人”と正体不明”謎の怪人物”の組み合わせだ。何となくいかがわしさが雰囲気として漂うのは致し方ないが、しかし、ドンピシャリのコンビ、という感じがしないでもない。

・・・次号更新に続く