「社会の決められた枠で生きていくことなんて、退屈極まると皆分かっているわけですよ。でもそれを外して生きるのは何かと難しい。パーセンテージにすればごくわずかな人がペテン師、興行師、芸術家としてそこから外れたところで生きている。人工的に暇つぶしができるものをつくり上げて、自分も楽しみ、人も楽しませてあげる。こちらの方が正業かもしれない」

国籍じゃなく血の問題かな

東京新聞(2002年5月2日 収録)より

東京新聞(2002年5月2日 収録)より

元祖虚業家の存在そのものが、ネッシー上に謎だ。騒動の数々を、中国籍の康さんによる「日本人への復讐(ふくしゅう)」と読み解く人もいた。「父親が中国人ということで、まあ戦争中だったからやな思いはしたけど、そのトラウマからってことはないね。

あえて言うなら国籍の問題じゃなくて、血の問題かな。おじいさんが孫文のスポンサーだったから。戦争で新宿駅のビルががれきの山になっちゃって、社会的現実って何なんだって思ったってことも確かにありますが。でも周りで何か起こっていなきゃ嫌だという、体質的にDNAというか、そういうことじゃないですかね」

・・・次号更新に続く