家畜人ヤプー_japonisme
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載1)

真相を知る人は沈黙し、知らぬが故に声高に叫ぶ者かいる。なんとも皮肉な対照である。十二年前の沼正三捜しの時、執拗に死亡説を主張した森下氏が、今になって騒ぎたてる理由は何か。 諸君!よ諸君、何ぞその愚昧なる! 天野哲夫(沼正 […]

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風俗奇譚(昭和45年7月臨時増刊号)小説 沼正三【著:嵐山光三郎】:連載5 クラノハシ・ユビコだきこみ作戦

クラノハシ・ユビコだきこみ作戦 後半がブタノによって書かれた『家畜人ヤプー』は、T出版社より発行された。著者は、幻の作家「沼正三」とされている。 『奇譚クラブ』に連載されてから、三島由紀夫をはじめ多くの作家に評価されてき […]

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奇書めぐる謎、一応の区切り・天野さん死去「ヤプー」作者も消える

奇書めぐる謎、一応の区切り・天野さん死去「ヤプー」作者も消える(京都新聞(2008年(平成20年)12月23日 火曜日) 十一月三十日、著述家の天野哲夫さんが肺炎のため八十二歳で死去した。天野さんと因縁深いのが「戦後最大 […]

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家畜人ヤプーの考察(14):「ヤプー本質論」中において、ポーリンとクララの交わす論談は示唆的である

原理としてのマゾヒズム<家畜人ヤプー>の考察:安東泉・・・『血と薔薇』1969年 No.4より 「ヤプー本質論」中において、ポーリンとクララの交わす論談は示唆的である 『家畜人ヤプー』第五章「ヤプー本質論」中において、ポ […]

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ベストセラーの仕掛け人として---『家畜人ヤプー』:1

都市出版社版『家畜人ヤプー』(1970年発行) ベストセラーの仕掛け人として---『家畜人ヤプー』:1 実は私の仕事の中に出版プロデュースという、もうひとつの分野がある。多くの人は私の「呼び屋」としての顔しか知らないが、 […]

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「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載15)

唐突に沼正三問題が出てきた背景・・・・・・(2) 堤君とも親しい某氏によれば、「必ずK氏を公職より引きずり降ろしてみせる」と彼は豪語しているという。いったい、これは何を意味するのか?「K氏を、エリートだ天才だと持ち上げれ […]

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