『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載5)
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より 一睡もせずに原書を読む ところで、彼には、私の家を訪ねるべきもう一つの理由があった。 『Weiberherrschaftパイパーヘルシャフト』(邦題『女天下』)というドイツ […]
虚業家宣言(37):クレイ敗る!
クレイ敗る! マディソン・スクウェア・ガーデンにはすでに二万人以上の客が入っていた。しかも、今なお、ガーデンの回りを何千という観衆が取り巻いている。すでに席は売り切れているというのに。熱心なことだ。そういう連中をかきわけ […]
逆ユートピアの栄光と悲惨:家畜人ヤプー解説(前田宗男)より・・・10
逆ユートピアの栄光と悲惨・・・10 「ほんとうは不味いものを、信仰で錯覚させるのは、やはり使用者側の狡知ではありませんか?」という、批判を籠めた問いは、慈畜主義(チャリテイズム)を唱えてヤプーたちに福音をもたらした美しい […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(10)
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(78):大西武サーカスの失敗(1)
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 大西武サーカスの失敗(1) 大学を卒業していきなりまかせられたソニー・ロリンズやボリショイサーカスの仕事など、いろいろなアートフレンドアソシエーションの企 […]
虚業家宣言(138):十一人のサムライ(2)
十一人のサムライ(2) 吉田クンはこの計画の当初から、私の片腕となって協力してくれていた人物である。伊藤則美さんは、高名なカメラマン、水中写真研究所長。その水中撮影技術には定評があり、とくにお願いして参加してもらった。 […]
【週刊SPA!(2000.6/7号掲載記事)】屈託のない女の子たちが演じた昭和の大問題作『家畜人ヤプー』
◆週刊SPA!2000年6月7日号掲載記事より 『罰あたりパラダイス』文:福田和也(text by Kazuya Fukuda) ※Kazuya Fukuda 文芸評論家。’60年東京生まれ。10代の頃、米国西海岸のパン […]
レフェリー・アリ、呼び屋・康氏・・・役者ぞろい!!:東京中日スポーツ(昭和54年1月26日)より抜粋
「世界の猪木の評価を定着させるため戦う」猪木(左)「頼むよ」とプロモーター康氏(右)---東京・新宿の京王プラザホテルで レフェリー・アリ、呼び屋・康氏・・・役者ぞろい!!:東京中日スポーツ(昭和54年1月26日)より抜 […]
私は不合理さこそ人間の本質だと思っている
私は不合理さこそ人間の本質だと思っている 猿人類のオリバー君と未知の巨大生物、ネッシー。この二つは共に科学的合理主義が圧倒的な支配力を持つ現代社会において、きわめて不合理で異質な存在感を持っている。私がオリバー君やネッシ […]
勝新太郎追悼座談会(STUDIO VOICE MARCH 2007 VOL.375 より)・・・2
勝新太郎追悼座談会 康芳夫(メディア・ミックス全権プロデュサー)×湯浅学(勝新太郎原理主義者)×藤本友徳(KANOXディレクター)×太田敬一郎(元EPIC SONYディレクター) 藤本 上下左右なかったんですよね。だから […]