虚業家宣言(60):衝撃を受けた山崎晃嗣の死
衝撃を受けた山崎晃嗣の死 中学、高校と進んだが私の団体生活嫌いはいっこうに直らず、学校にいる時間より新宿で過ごした時間の方が長かった。 時代は野坂昭如言うところの”焼け跡、闇市”の時代の末期であった。伊勢丹の隣には、まだ […]
虚業家宣言(16):ハーバートが席を蹴った記者会見
◆バックナンバー:虚業家宣言◆ 虚業家宣言(16):ハーバートが席を蹴った記者会見 ◆ハーバートが席を蹴った記者会見 記者会見は翌日午後四時から、ホテル・オークラで開くことになった。ところが、当日になって、またまた難題が […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載13)
『潮』昭和58年(1983年)1月号 死者の国から呼び戻された幽霊・・・・・・(6) 印税は誰が取り、確定申告はどう処置されたかは、調べればすぐに分る基本的な調査であるはずである。それを、印税が代理人を経てK氏に渡った可 […]
虚業家宣言(113):例によって吹きまくる(2)
例によって吹きまくる(2) ・トム・ジョーンズ公演の残務整理を終えた後、三月十日に”ネッシー捕獲探検隊”事務局を開設する。 ・隊員十五人は朝日新聞など全国紙に広告を出して公募。 ・芦ノ湖、あるいは中禅寺湖で潜水訓練の後、 […]
『江藤淳は甦える(平山 周吉(著)新潮社 )』は久しぶりの本格的江藤淳論!
『江藤淳は甦える(平山 周吉(著)新潮社 )』 『江藤淳は甦える(平山 周吉(著)新潮社 )』は久しぶりの本格的江藤淳論! 平山氏は満身の力をこめて書き上げているが、それはそれとして小生、江藤淳に対し根本的不信感をいだき […]
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載16)
「ヤプー」を完成させてほしい そういえば、この矢代氏も、生前は沼正三の代理人・天野哲夫のふるまいに眉をひそめていた一人である。一度『風俗奇譚』に「麻生保」の名で投書したこともある。 自分と沼との境遇が似ているせいか、矢代 […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(1)
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
オンリーワンという言葉があるが
オンリーワンという言葉があるが オンリーワンという言葉があるが、個人でも企業でも他にマネできないアイデアや形態を持つ商品や技術があれば、それはおのずとブランドになる。そういうブランドをいかに作り出すか、あるいは見つけ出す […]
虎と空手武道家の死闘ショー:東京中日新聞(昭和52年1月6日 木曜日)
虎と空手武道家の死闘ショー:東京中日新聞(昭和52年1月6日 木曜日) ”呼び屋”の康芳夫が企画した”虎(とら)と人間の死闘ショー”に対し四日、スイスの世界野生動物保護協会などから”待った”がかかったが、康氏は、五日東京 […]
康芳夫、澁澤龍彦を語る(2)
康芳夫、澁澤龍彦を語る(2) オリジナルは全部向こうにあるんだもん。三島だって根元の教養はヨーロッパにあると言えばそれまでだけど、でも三島はそこに「日本及び日本人」として独自のものを付け加えたから。 『家畜人ヤプー』が『 […]
















