風俗奇譚(昭和45年7月臨時増刊号)小説 沼正三【著:嵐山光三郎】:連載7 深夜のヤプー・パーティー
深夜のヤプー・パーティー 谷貫太氏といえば、古くからSMFの原稿執筆者として知られており、沼正三氏とも面識がある人物である。 谷氏は、『奇譚クラブ』に執筆しており、沼正三氏と仲がよかったのである。沼正三氏は、長野県の教師 […]
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」:Fukujin N0.11 2006 より・・・14
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」・・・14 上杉 著書のなかでも7行ぐらいでラカンを終わりにしちゃってましたね。 康 彼自身が一種の分裂症ですよ。ラカンでいつも疑問に思っているのは、つまるところは治療しちゃうんですよね。治 […]
言論王 島田雅彦:康芳夫 対談(3)・・・(ヤングサンデー NO.17 1991/9.13 より)
言論王 島田雅彦:康芳夫 対談(3) どこにも拠点の無い生き方を持つチャンスが敗戦後の焼け跡にあった。そこからのしあがった、もっともいかがわしい奴らが結局勝つんだ(島田) 島 そうすると個人の康さんという一つのキャラクタ […]
虚業家宣言(24):エロと残酷の研究誌『血と薔薇』
『血と薔薇』創刊号 Oct.1968No.1 エロと残酷の研究誌『血と薔薇』 私は出版の世界に乗り出すことに決めた。 というのは『アート・ライフ』の末期、私は出版にも手を出し、そのわずかな経験で、出版の世界も、企画が勝負 […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(3)
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
虚人(康芳夫)、虚人(康芳夫)を語る(11)
虚人(康芳夫)、虚人(康芳夫)を語る(11) 「天の配剤」ってのはあるんだよね。これは神秘的な、人間の人智を遥かに超えて、僕はこの天の配剤を人間が克服するってことは、つまりレベルが違うことだと思うんだ。 それは広さとか、 […]
『諸君!』昭和58年(1983年)2月号:「家畜人ヤプー」事件 第三弾!沼正三からの手紙:森下小太郎(連載35)
私の畜化願望・・・・・・(1) 関心のあり方といえばもう一つ、同じ手紙に次のようなくだりもある。 <写真といえば、皆良いものでした(小生が送った数葉の写真を指す=森下註)。黒人を檻に入れようとする白人の女猛獣使いの絵、ど […]
『江藤淳は甦える(平山 周吉(著)新潮社 )』は久しぶりの本格的江藤淳論!
『江藤淳は甦える(平山 周吉(著)新潮社 )』 『江藤淳は甦える(平山 周吉(著)新潮社 )』は久しぶりの本格的江藤淳論! 平山氏は満身の力をこめて書き上げているが、それはそれとして小生、江藤淳に対し根本的不信感をいだき […]
儲けたお金は放つ:虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)より抜粋
ロス五輪に割り込んだ”騒動師”康氏:スポーツニッポン(昭和57年8月4日) 儲けたお金は放つ 私にとって仕事はお金儲けではない。もちろん仕事や遊ぶためにそれなりのお金は必要だが、お金儲けだけを目的として仕事をしたことは一 […]

















