『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(7):迫りくる戦争の影・・・1
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 迫りくる戦争の影(1) その頃の私は家に帰ってもその複雑な思いを毎日引きずっていた。当時、医院をやっていたので私の両親は近所のつきあいも非常に良かったし、 […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(59):ジャズメンとドラッグ・・・1
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より ジャズメンとドラッグ(1) この、ジャズ公演を仕切っていくのに我々呼び屋が必ず頭を悩ます問題があった。スケジュール管理や、金銭的な問題ではない。そういった […]
虚業家宣言(162):虚業商法十カ条:第十条『ホラは大きいほど良い』(3)
虚業商法十カ条:第十条『ホラは大きいほど良い』(3) こんな、私流のやり方を、ある知人は”毛沢東商法”と評した。ホラの吹き方、そのホラによって大衆を動かしていくやり方に毛沢東と共通するものがある、やはりオマエは中国人なん […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(4)
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
これはもうマスコミに何度も言ってますが、大島(渚)、死んじゃったけど若松(孝二)、大学が一緒だった久世(光彦)君とかね、彼らが盛んにオレに「俳優になれ」と:『ビオクラシー 福島に、すでにある』より抜粋
大映京都撮影所:勝新太郎、モハメッド・アリ、ロッキー青木、康芳夫 これはもうマスコミに何度も言ってますが、大島(渚)、死んじゃったけど若松(孝二)、大学が一緒だった久世(光彦)君とかね、彼らが盛んにオレに「俳優になれ」と […]
唐十郎:『格闘技世界一決定戦観戦記』より抜粋・・・中央公論(1976・8)
『格闘技世界一決定戦観戦記』より抜粋・・・中央公論(1976・8) 唐十郎(劇作家) ◆メフィス卜フェレスの笑い 日本武道館からの帰り道、親子連れの客の、なんともわびしい後ろ姿を見ながら、僕はコンクリートずくめの、町の風 […]
滅亡のシナリオ(24):医学的アプローチによる証明
医学的アプローチによる証明 プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 最初に映し出されたのは、右手に犬の首紐を握り、左手でステッキを持ったヒトラーの散歩中の写真だ(写 […]
ベストセラーの仕掛け人として---『家畜人ヤプー』:1
都市出版社版『家畜人ヤプー』(1970年発行) ベストセラーの仕掛け人として---『家畜人ヤプー』:1 実は私の仕事の中に出版プロデュースという、もうひとつの分野がある。多くの人は私の「呼び屋」としての顔しか知らないが、 […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(68):赤い呼び屋・・・1
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 赤い呼び屋(1) こんなに濡れ手で粟をつかむようにもうかったボリショイサーカスを生みだした仕掛けが、実は二つあった。一つは神がこだわった「手打ち」という興 […]
















