「希代の怪人」が毒蜘蛛連れて臨海副都心散歩:アリをおびえさせた人(嵐山光三郎)
週刊ポスト(1996年4月5日)より 「希代の怪人」が毒蜘蛛連れて臨海副都心散歩 アリをおびえさせた人 嵐山光三郎 康氏が不良であることは、この写真を見れはイチモクリョーゼンである。悪い、こわい、とんでもない。 だからぼ […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(48):助監督のアルバイト・・・3
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 助監督のアルバイト(3) 大学も、卒業が間近になると、まわりのみんなは就職のことで頭がいっぱいになってくる。しかし、私はべつに気にもとめなかった。もともと […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(74):本間興業にしてやられる・・・1
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 本間興業にしてやられる(1) 神の「赤い呼び屋」としての成功話が日本全国に知れわたると、当然、その利権を狙って動きだす連中が現れる。この世界は食うか食われ […]
罰あたりパラダイス:福田和也(文)・・・1
罰あたりパラダイス:福田和也(文)・・・1 豪奢な魑魅魍魎を招く夜。遊び続けることの困難を想いつつ、遊ぶ愉しさよ 金融不況の行く末や文芸批評の低迷などに胸痛める阿呆らしくなり、私淑する康芳夫大人と、気鋭の超小説家・町田康 […]
ボクらの都知事はネッシー探検隊長!!(慎太郎賛否両論 平成13年6月 石原慎太郎研究員会 より)・・・5
超常現象には理解があった(2) 石原さんはこれまでヨットで航海しているときにいろんな事件に遭遇してきたわけでしょう。夢とかではなく、本当に彼は見たんだと思いますね。レトリックではなく実体験として、霊魂とか超常現象と出会っ […]
連載「沼正三」をめぐる謎 高取英・・・4
このエピソードは、沼正三がドイツ語に堪能であること、すなわち倉田卓次がそうであるといいたいがためのものであろう 第三巻がマゾヒズムメインで、第四巻がコプロラグニー(排泄物愛好症)である。沼正三は、この原書を一晩で読んだと […]
『諸君!』昭和57年(1982年)12月号:「家畜人ヤプー」事件 第二弾!倉田卓次判事への公開質問状:森下小太郎(連載20)
お茶を濁した朝日と毎日 さて、以上からもおわかりのように、倉田氏が『ヤプー』の作者であることに疑問の余地はないにもかかわらず、多くの新聞は彼らの主張をオウム返しに復誦するばかりで、それがいかに根拠に乏しいものかを追及しよ […]
わが人生を振り返る(第八回一水会フォーラム 講演録)4:月刊レコンキスタ 平成13年3月1日より
わが人生を振り返る(第八回一水会フォーラム 講演録)4:月刊レコンキスタ 平成13年3月1日より 木村 どうして興行師に? 康 大学を出ても行く所がなくて、有吉佐和子さんのご主人の神彰が山師でね、この世界に連れ込まれて、 […]
畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その28
日本神話を脱構築する:畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その28 V 調教文学は何を教えるか このように『ヤプー』を読む者は、当然ながら、この三◯数年前に書かれたテクストが、たんに今日流行 […]
「家畜人ヤプー完結版(ミリオン出版)」より---沼正三・・・6
「家畜人ヤプー完結版(ミリオン出版)」より---沼正三・・・6 細部で言えば、麟一郎と妹百合枝との近親相姦(インセスト)は直接話法で、もっとどぎつく書くのが腹案だった。雌畜蜂房(フエム・ハイヴ)は南極大飼育所(サウスポー […]