康芳夫、三島由紀夫を語る(8)
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
虚業家宣言(30):右翼の殴り込みも宣伝材料に
右翼の殴り込みも宣伝材料に そんな最中に、今度は予期せぬ”幸運”が向こうの方から飛び込んできたのである。大阪の右翼が『都市出版』へ電話をかけてきたのである。 「貴社で出版した『家畜人ヤプー』の内客について、ご説明願いたい […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(74):本間興業にしてやられる・・・1
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 本間興業にしてやられる(1) 神の「赤い呼び屋」としての成功話が日本全国に知れわたると、当然、その利権を狙って動きだす連中が現れる。この世界は食うか食われ […]
【闇シリーズ】ニッポン最後の怪人・康芳夫(その4より抜粋):「オウム」と「天才」
「オウム」と「天才」 2018年9月×日。 昨今世間を賑わせている麻原の処刑の是非についてだが、個人的には処刑されるべきだと考えており、さらにいえばその執行は遅すぎたとすら感じている。 事件も完全に終わり、教祖たる麻原は […]
虚人奇談会 vol.9 (ゲスト:岩井志麻子(作家)・河崎実(映画監督))
岩井志麻子女史とは昔TVショーで何回か共演した。いまでも女史との出会いのインパクトいろいろな意味で豊富な愉快な時間であった。 そして2018年秋DVD発売(予定)、日本を代表するパロディ映画の巨匠 河崎実監督作品 干支天 […]
大坂なおみに女ムハマッドアリの異称
大坂なおみに女ムハマッドアリの異称 大坂なおみがBLACK LIVES MATTERを掲げて全米オープン決勝を勝ち取った。これで彼女のテニス界における地位は確定的。 然も彼女のメッセージの発信力は今やグローバル的観点から […]
言論王 島田雅彦:康芳夫 対談(1)・・・(ヤングサンデー NO.17 1991/9.13 より)
言論王 島田雅彦:康芳夫 対談(1) 今回のテーマ・猪木VSアリの対決、ネッシー探索など、数々の話題を提供し、プロモーターの世界にこの人ありと呼ばれる康芳夫。今、幻のノアの箱舟の発掘調査という大プロジェクトを動かすこの男 […]
虚業家宣言(87):公演四回で二十万ドルのギャラ(2)
公演四回で二十万ドルのギャラ(2) そのなかの一枚は、ステージの見取り図。スタッフの配置、人員を指示し、周囲を客に取り囲まれたステージなら制服警官五百名、前面だけのステージなら半数の二百五十名の警備を要求。ステージのとき […]
「tocana(トカナ)」元文春編集長・花田紀凱が語る『週刊文春』スクープ独占の理由!康芳夫VS花田紀凱 より
1980年代、テレビ、イベント、出版という各メディアを股にかけた数々のオカルト的迷企画で、日本のみならず世界中を翻弄した“国際暗黒プロデューサー”康芳夫。そんな“暗黒知識人”が突如として『TOCANA』というウェブサイト […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(11)
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]















