いよいよ訓練開始(2)
英国の新聞が何と書こうと、朝日新聞がどう非難しようと、この応募者の数、熱意。
これが答えだ!私はそう叫びたかった。
《結婚して六年目、子供もいないし、夫婦生活もマンネリ。何か現在の生活のワクを突き破るようなことをやりたいんです。夫は反対するでしょうが、もし参加できるのなら離婚してでも行きます》
大井則子さんという三十二歳の主婦はこんな手紙を寄せて来た。
《私たち現代人は精神的にも肉体的にも疲れ切っています。四六時中、何かに飢え、何かに飛びつきたい。何か自分自身を賭けられるものはないかと探しながら、常にそれを見つけられずにイライラしている。それが現代人です。ネス湖探検は、そういう私たちへの一つの蘇生剤だと思います》
二十五歳のOL・深沢光子さんの手紙である。
とにかく、ありとあらゆる階層の人がいた。
日本料理屋の板前、銀座のホステス、学生、ゲイバーのボーイ、OL。
ある大学の探検部では部員全員で集団応募して来た。
自衛隊からの応募もずいぶんあった。現在の自衛隊には”希望”が欠けているのだろうかと私は余計な心配までしたものだ。
・・・・・・次号更新【いよいよ訓練開始(3)】に続く
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真の虚業家の使命は何よりも時代に風穴を開け、閉塞的状況を束の間でもひっくり返して見せることである。「国際暗黒プロデューサー」、「神をも呼ぶ男」、「虚業家」といった呼び名すら弄ぶ”怪人”『康芳夫』発行メールマガジン。・・・配信内容:『康芳夫の仕掛けごと(裏と表),他の追従を許さない社会時評、人生相談、人生論などを展開,そして・・・』・・・小生 ほえまくっているが狂犬ではないので御心配なく 。
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