畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その3
畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その3 たとえば、一九七〇年の初版出版の時点で、石川喬司氏は『家畜人ヤプー』の圧倒的な衝撃について、こう述べている。「SFのベストテン選びをするたびに『も […]
『諸君!』昭和57年(1982年)12月号:「家畜人ヤプー」事件 第二弾!倉田卓次判事への公開質問状:森下小太郎(連載20)
お茶を濁した朝日と毎日 さて、以上からもおわかりのように、倉田氏が『ヤプー』の作者であることに疑問の余地はないにもかかわらず、多くの新聞は彼らの主張をオウム返しに復誦するばかりで、それがいかに根拠に乏しいものかを追及しよ […]
家畜人ヤプーの考察(8):嗜虐(サジズム)の鮮烈な激情を私は忘れ得ない
原理としてのマゾヒズム<家畜人ヤプー>の考察:安東泉・・・『血と薔薇』1969年 No.4より 嗜虐(サジズム)の鮮烈な激情を私は忘れ得ない ここで一つの設問が生じてくる。結局手段はともあれ、終局的に子宮内において放射さ […]
沼氏の代理人と称していた天野哲夫氏、この人は新潮社のレッキとした社員である
戦後最高のSM奇書「家畜人ヤプー」の覆面作家と名指しされた 東京高裁 倉田判事の空しい反論・・・3 以前より沼氏の代理人と称していた天野哲夫氏(56)、この人は新潮社のレッキとした社員である。 かくして、新聞もテレビも、 […]
正業崩壊・・・「生きててよかった」:東京新聞(2002年年5月2日)より抜粋
謎の類人猿として衝撃来日を果たしたオリバー君。右端が康さん=1976年7月、都内ホテルで 正業崩壊・・・「生きててよかった」:東京新聞(2002年年5月2日)より抜粋 「社会の決められた枠で生きていくことなんて、退屈極ま […]
虚業商売は何も発想だけが非常識であるのではない。実行の段階においてもきわめて「非常識な力」を要求される
虚業商売は何も発想だけが非常識であるのではない。実行の段階においてもきわめて「非常識な力」を要求される たとえば、資金繰り一つとってもそうだ。虚業商売という博打稼業に銀行はなかなかお金を貸してはくれない。ボリショイ・サー […]
滅亡のシナリオ(29):”総統”と呼ばれるにふさわしい男(2)
”総統”と呼ばれるにふさわしい男(2) プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 「今度は総統護衛隊を閲兵中の写真だ」(写真⑱) 「これは右手が上がってますが・・・・ […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・14
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・14 相手役はどうしよう。私は男の控え室に飛び込んだ。若い男が数人タバコをすっていた。 「誰か便器になってオシッコのんでくれないか」 そう話しかけ […]
戦後最高のSM奇書「家畜人ヤプー」の覆面作家と名指しされた 東京高裁 倉田判事の空しい反論(5):週刊文春(昭和57年 10月14日号)より
気になる原稿用紙の矛盾点 どの手紙も、『ヤプー』を書いた本人でなくては、書けない内容ばかり。ドリス宛の手紙は、マゾヒスト・沼正三の面目躍如たるものがある。 筆跡鑑定を含め、天野哲夫氏に手紙のコピーをごらん頂いたところ、 […]
「私こそ沼です」と宣言した天野哲夫氏の読後感はどんなものだったのか
戦後最高のSM奇書「家畜人ヤプー」の覆面作家と名指しされた 東京高裁 倉田判事の空しい反論・・・4 さて、ながらく沼正三の代理人と称し、今回、「私こそ沼です」と宣言した天野哲夫氏の読後感はどんなものだったのか。 “もう一 […]