ニッポン最後の怪人・康芳夫

虚人(康芳夫)、虚人(康芳夫)を語る(4)

これは僕自身が元々持っていることで、誰かから学んだってわけじゃないですね。それは分析すれば、誰かからの思想的影響があるってことがあるかもしれないけれど、僕はそれは自分では思ったことはない。自分で考えたこと。

だから自分の考え方が極めてユニークだってことについては、僕は自信を持ってます。今までで西洋の哲学者も宗教家も、それはもちろん日本の哲学者と宗教家もね、マルクス主義っていう哲学と宗教を混ぜて一つのかたちのものを創りあげようってことは、まずなかったと思いますね。お互いに全く相対するものだというね。

強いて言えば創価学会が「仏教社会主義」とか言ってるけど、あんなものはおもちゃみたいなことを言ってるんであって、あの程度のことは誰でも考えられる。まあ、創価学会自体が全然問題外。

僕は哲学者だから。

僕の総合的な哲学をどうやって完成するか、今進行している最中なの。市民社会の安全を護るため、今やっているオウムの捜査や裁判、弾圧なんかもやむを得ないと思います。ただ、それをやっても問題は本質的には何にも解決しないわけ。

・・・『虚人と巨人 国際暗黒プロデューサー 康芳夫と各界の巨人たちの饗宴』より抜粋

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