虚業家宣言:康芳夫

いよいよ訓練開始(3)

なかでも、現役の三佐(むかしでいう少佐)の応募には、こちらの方がおどろいてしまった。彼は高度な潜水技術を身につけているからということで、特に応募して来たのだった。

この多数の応募者をしぼっていくのには、本当に四苦八苦したが、一応三十八人にしぼり終わったのが八月中旬。

すぐに三日間の体力テスト。これは深さ十五メートルの特殊水溝に重りをつけての素潜り。これには自衛隊潜水部隊の全面的協力を得た。

もうひとつ、東京医科歯科大・真野喜洋教授の指導のもとでの、円筒型の高圧実験室での耐圧テスト。

中に入ると水深四十メートル潜ったのと同じ圧力をかけ、室温は四十二度にもなる。耳栓をしないと鼓膜が破れたり、減圧のときに注意しないと肺が破裂することもあるという危険なテストだったが、女性一人を含む、十一人がこのテストを受けた。

そして八月十三日から本栖湖での合宿訓練が始まった。

・・・・・・次号更新【十一人のサムライ】に続く

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『虚実皮膜の狭間=ネットの世界で「康芳夫」ノールール(Free!)』

真の虚業家の使命は何よりも時代に風穴を開け、閉塞的状況を束の間でもひっくり返して見せることである。「国際暗黒プロデューサー」、「神をも呼ぶ男」、「虚業家」といった呼び名すら弄ぶ”怪人”『康芳夫』発行メールマガジン。・・・配信内容:『康芳夫の仕掛けごと(裏と表),他の追従を許さない社会時評、人生相談、人生論などを展開,そして・・・』・・・小生 ほえまくっているが狂犬ではないので御心配なく 。

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