麻薬とジャズと大衆芸術(6):詩と思想 1974.11/No10 VOL.3 より
麻薬とジャズと大衆芸術(6):康芳夫×木原啓允×関根弘(司会) 国家権力による芸術管理 木原 その仕組みなんだけどね。呼び屋なんかの仕事からいえば、やっぱり組織力、宣伝力、資本力の三つが必要だった。それを兼ねそなえていた […]
畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その9
隠遁作家のパフォーマティヴ:畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その9 黄色人がこれほどまでに変貌を遂げた背景には、ナチス・ドイツを思わせる強力なイデオロギーが潜む。地球から新地球(テラ・ノ […]
虚業家宣言(90):二兎を追って二百万円損する(1)
二兎を追って二百万円損する(1) それでも、結局、トムが私の手によって日本へ来るということが、既定事実化してくるにつれ、Qプロダクションの妨害は、ますます露骨になってきた。 Qプロダクションが次に考え出したのは、国内でト […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:All Japanese are perverse(三島由紀夫)・・・連載6
『血と薔薇』 エロティシズムと残酷の綜合研究誌 澁澤龍彦 責任編集 創刊号 Oct.1968No.1 All Japanese are perverse 三島由紀夫 こんな滑稽な分類法から、人はすべてが表象の問題だと気づ […]
アリが猪木にビビってた!?今明かす”世紀の凡戦”裏話:雄大奇抜な”虚業家”康芳夫
アリが猪木にビビってた!?今明かす”世紀の凡戦”裏話:雄大奇抜な”虚業家”康芳夫 アントニオ猪木とムハマド・アリの異種格闘技戦を思いつくなど、「希代の異能プロデューサー」の異名をとる康芳夫さん。それまでの常識をくつがえす […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(7):迫りくる戦争の影・・・1
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 迫りくる戦争の影(1) その頃の私は家に帰ってもその複雑な思いを毎日引きずっていた。当時、医院をやっていたので私の両親は近所のつきあいも非常に良かったし、 […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:黄泉(モルグ)からのオルグ/M・モンロー解裂:木下成人・・・3
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:黄泉(モルグ)からのオルグ/M・モンロー解裂:木下成人・・・3 魔利淋・悶哢比賣 解裂に関する諸註 悶比哢賣にかかわる解裂をなすにあたり、われ男具那は、左の諸註によって意のあるところを […]
今、イスラム国に行きたがっている若者は多いんでしょうか?:『ビオクラシー 福島に、すでにある』より抜粋
今、イスラム国に行きたがっている若者は多いんでしょうか? 『ビオクラシー 福島に、すでにある』より小生インタビュー抜粋 ―今、イスラム国(以下、IS)に行きたがっている若者は多いんでしょうか? 康 感じますね。潜在的にね […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:<薔薇画廊>ハンス・ベルメール・・・解説 桑原住雄(3)
<薔薇画廊>ハンス・ベルメール・・・解説 桑原住雄(3) ベルメールの作品に出合った時に、恐らく総ての人が抱くであろう、或る名状しがたい郷愁はどこから来るのであろうか。飜転しながら、とめどなく展開し、また暗転を繰りかえし […]