大映京都撮影所:勝新太郎、モハメッド・アリ、康芳夫

虚業商法十カ条:第十条『ホラは大きいほど良い』(1)

私はこれまでにこの本で書いてきたように実にいろいろなことをやってきた。クレイ、トム・ジョーンズ、ネッシー、すべて日本では初めてのことばかりである。それなのにというべきか、だからというべきか、そのどのケースでも、初めのうち、私は必ず”ホラ吹き”と言われたものだ。

ホラ吹きと言われるのは、だが、私はいっこうにかまわない。ホラと嘘とは違うからだ。嘘は人をダマすだけの行為、罪悪である。だがホラは違う。大きなビジョン、それも既成概念ではとうてい実行不可能な大きなビジョンをかかげること、それがホラなのである。ビジョンのない奴、理想のない奴、自分に自信のない奴には絶対にホラは吹けない。それがホラなのだ。

それなのに現在の日本では、ホラを誤解している人が多い。たまに、ドン・キホーテ的な人物が出て来れば、寄ってたかってツブシにかかってくる。残念でならない。

・・・・・・次号更新【虚業商法十カ条:第十条『ホラは大きいほど良い』(2)】に続く

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『虚実皮膜の狭間=ネットの世界で「康芳夫」ノールール(Free!)』

真の虚業家の使命は何よりも時代に風穴を開け、閉塞的状況を束の間でもひっくり返して見せることである。「国際暗黒プロデューサー」、「神をも呼ぶ男」、「虚業家」といった呼び名すら弄ぶ”怪人”『康芳夫』発行メールマガジン。・・・配信内容:『康芳夫の仕掛けごと(裏と表),他の追従を許さない社会時評、人生相談、人生論などを展開,そして・・・』・・・小生 ほえまくっているが狂犬ではないので御心配なく 。

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