虚業家宣言:康芳夫

入場料の高さで宣伝(1)

さて、Qプロダクション、R企画を初めとした同業者の悪どい妨害工作にもかかわらず、私は

着々と、トム・ジョーンズのイメージ・アップ作戦を続けていた。

確かにトム・ジョーンズは世界の一流の歌手かもしれない。実力は、プレスリー以上かもしれない。しかし、そのことをいったい日本人の何パーセントの人間が知っているか。これは大いに疑問であった。

クレイの場合、私のイメージ・アップ作戦は、クレイの”ビック・マウス”のおかげもあったが、まんまと成功、ボクシングなんて見たこともないという日本人でも、三歳の幼児でも、カシアス・クレイ、ホラ吹きクレイという名前だけは知っていた。あのレベルまで、トム・ジョーンズをもっていく必要がある。私はそう考えた。

ただ大物を呼んで、公演し、なにがしかの利益を得ればいいというなら簡単だ。だが、それはQプロダクション、R企画を初めとする、いわゆる”呼び屋”さんにまかせておけばいい。

”虚業家”康芳夫としては、ドリームを売らねばならないのだ。

・・・・・・次号更新【入場料の高さで宣伝(2)】に続く

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『虚実皮膜の狭間=ネットの世界で「康芳夫」ノールール(Free!)』真の虚業家の使命は何よりも時代に風穴を開け、閉塞的状況を束の間でもひっくり返して見せることである。「国際暗黒プロデューサー」、「神をも呼ぶ男」、「虚業家」といった呼び名すら弄ぶ”怪人”『康芳夫』発行メールマガジン。・・・配信内容:『康芳夫の仕掛けごと(裏と表),他の追従を許さない社会時評、人生相談、人生論などを展開,そして・・・』・・・小生 ほえまくっているが狂犬ではないので御心配なく 。

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