証言で綴る日本のジャズ3 康 芳夫 第3話「「五月祭」でジャズ・フェスティヴァルをプロモート」:小川隆夫(ARBANより抜粋)
証言で綴る日本のジャズ3 康 芳夫 第3話「「五月祭」でジャズ・フェスティヴァルをプロモート」:小川隆夫(ARBANより抜粋) ——音楽との出会いはどんなものでしたか? 聴き始めがなにかは覚えていませんが、当時はモーツァ […]
例年になく足早に冬が訪れて参りましたが、皆様には相変らずお元気に御活躍の事と存じます
昭和版『家畜人ヤプー倶楽部』ご招待状から 例年になく足早に冬が訪れて参りましたが、皆様には相変らずお元気に御活躍の事と存じます。 さて、私ども今度、「家畜人ヤプーの館」なるクラブをオープンすることになりましたが、つきまし […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(13):父との離別、そして再会・・・2
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 父との離別、そして再会(2) そんなある日、突然、父から手紙が届いた。母も私もそれまでまったく連絡がなかっただけに飛びあがって驚いた。手紙は、来週神戸に船 […]
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載9)
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より 「沼正三」を演技する もう一つの証拠---これは、あとで矢牧氏から聞いた話だが、私と矢牧氏の電話でのやりとりのあと、天野氏のあわてようは尋常のものではなかったらしい。 私か […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・7
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・7 入ってきたのはグレーのジャケットを着た中年のサラリーマン風の人物だった。顔の皮膚が少し荒れているなぁ、と思うぐらいで、特別変わった人ではなかっ […]
異相の呼び屋・康芳夫:「欺してごめん」安部譲二(7(最終回))『頭の中にウィルスを放たれる』
◆異相の呼び屋・康芳夫:なぜ、康芳夫は自らペテン師になったか 「欺してごめん」安部譲二(クレスト社・1993・12) 頭の中にウィルスを放たれる カウンターだけのこのバーを、その姿がよくて綺麗なママは、ひとりで愛想よく切 […]
康芳夫、沼正三(『家畜人ヤプー』原作者)を語る(4)
康芳夫、沼正三(『家畜人ヤプー』原作者)を語る(4) 沼さんには作品を書き上げた達成感とともに、できればパブリックに出したい気持ちがあった。僕が話しに行ったことは渡りに船というか、表向きには「あまり大袈裟にしたくない」っ […]
虚業家宣言(75):音楽界へ乗リ出す(1)
音楽界へ乗リ出す(1) クレイ戦の興行的大成功によって私は、すでに何年間か遊んでいても食えるだけの金は手にしていた。 ハッキリ金額を書くわけにはいかないが、マイアミ、あるいはコート・ダ・ジュールに別荘でも買って、のんびり […]
虚業家宣言(99):糸山英太郎のこと(1)
糸山英太郎のこと(1) 糸山英太郎クンの使いの者と称する男が私の事務所にどなり込んで来たのも、その頃のことである(あとで、この男は糸山クンとは何の関係もなかったことがわかったが)。かねてから、私は彼のヴァイタリティを高く […]