康芳夫

虚人(康芳夫)、虚人(康芳夫)を語る(8)

それらが共存すべきかどうかは別にして、しなけりゃ地球はパンクしちゃうから。だって下手したら、9・11はたまたまあそこのビルで済んだけど、今度はホワイトハウスに核兵器をぶちこむとか。

そこまで何でやらないかと言うとね、彼等も恐いんだよ。それじゃなかったら破滅を覚悟でとっくにやってますよ。それは彼等も恐いからやらないの。

世界は必ず破滅します。

僕はそれを面白がってるわけではないけれども、それは「創造主」によって仕組まれてるわけ。それは神じゃなくて、神なんかとまた違う「創造主」ってのがいる。

「創造主」という言葉が正しいのかわからないけど、「天然の理」だね。それは、人間の人智なんて遥かに超えちゃってるわけでしょ。重力とか引力って、毎日身の回りにあって、何も解明されてないじゃない。それはそうでしょう。だってこの地球が永遠に廻り続けてて、「この動力源はなんだ?」って、なんでみんなそこにいかなんだよ。

理論物理学者は恐いからいかないんでしょ。それでオウムにいった連中はそこにいっちゃった。「一体この動力源は何なんだ?」と。そっちの方がピュアだけど、そこいったら頭狂っちゃうからいかないだけの話で、寸止めしてるわけ。でも、そこへいくと頭が狂うんだったら、それは狂う方が真理かもしれませんね。

だから「真理とは何か」っていうと、大多数の人々の安定した、安寧な生活は真理じゃないんだよ。でも、本来の意味での「ピュアリティ」とか「トゥルース」ってものは、そこにあるかもしれないよ。わからないよね。

彼等からみたらこっちが狂ってるわけだし、「どっちが正しいか」って問題は常にあるわけです。

・・・『虚人と巨人 国際暗黒プロデューサー 康芳夫と各界の巨人たちの饗宴』より抜粋

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