沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・13
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・13 出版記念のパーティーは大盛況だった。 私はあらかじめ劇団の男の役者数人に、アルバイトでオブジェとして立ってもらった。本物のマゾヒストの男たち […]
康芳夫、沼正三(『家畜人ヤプー』原作者)を語る(2)
康芳夫、沼正三(『家畜人ヤプー』原作者)を語る(2) 僕はまず、『奇譚クラブ』の発行者である箕田さんに接触したわけ。箕田さんはたいへんな大金持ちで、北浜の大相場師でね。彼は別にSでもMでもない人なんだけど、関西には面白半 […]
虚業家宣言(122):いっせいに批判を開始した英国紙(3)
いっせいに批判を開始した英国紙(3) それにしても哀れな話ではないか。かつてイギリスといえば、スペインの無敵艦隊を撃破し、七つの海に雄飛した国だった。キャプテン・キッドの国だった。キャプテン・クックら、海の英雄を輩出した […]
沼正三著『家畜人ヤプー』を出版したローレンス・ヴィアレ氏に聞く(4)・・・週刊読書人:2008年(平成20年)10月10日(金曜日)より
沼正三著『家畜人ヤプー』を出版したローレンス・ヴィアレ氏に聞く(4) ---話が『家畜人ヤプー』と離れますが、元々フランスで、どのような出版活動をされていたのでしょうか。 ヴィアレ 英米文学が専門で、アメリカの作家の翻訳 […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載4)
森下君は実は何にも知らないのだ・・・・・・(1) 三十年前、私は肺結核の手術を含めての療養の身であり、稼ぎに困じての手すさびに、まずは手近に、巷の妖しき諸雑誌への投稿為し、幾ばくかの日銭稼ぎを始める。日陰に身を置く市民権 […]
カナザワ映画祭2018「世界陰謀論大会」in神戸映画資料館
カナザワ映画祭2018「世界陰謀論大会」in神戸映画資料館 世界は「奴ら」に操られている!あなたが信じられなくてもこれが真実なのだ! カナザワ映画祭2018「世界陰謀論大会」 会場:神戸映画資料館 会期:8月11日(土) […]
連載「沼正三」をめぐる謎 高取英・・・11
なぜ、倉田卓次は「沼正三」を名乗って文通したのか? ところで、では、なぜ、倉田卓次は「沼正三」を名乗って文通したのか? これに関しては、倉田卓次の「続々 裁判官の戦後史ー老法曹の思い出話」(悠々社2006年刊)に述べられ […]
沼正三死亡説の論拠の一つがこの加筆にあったらしいから、一言しておく:沼正三
沼正三死亡説の論拠の一つがこの加筆にあったらしいから、一言しておく:家畜人ヤプー普及版(都市出版社)より・・・7 沼正三死亡説の論拠の一つがこの加筆にあったらしいから、一言しておくが、前半と後半とで筆致が違うという意見が […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(71):KGB、上納金、裏の真実・・・1
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より KGB、上納金、裏の真実(1) このボリショイサーカス一行のギャラは、ほかのものと比べて信じられないくらい安かった。当然、船で来る運賃や動物のエサ代や管理 […]
滅亡のシナリオ(66):”私はα(アルファ)でありω(オメガ)である”に隠された意味(2)
プロデュース(康芳夫) ノストラダムス(原作) ヒトラー(演出) 川尻徹(著)精神科医 川尻徹 ”私はα(アルファ)でありω(オメガ)である”に隠された意味(2) 博士は手許にある書物の中からクルト・リースの『ゲッベルス […]