変人偏屈列伝

変人偏屈列伝:人は彼を「オリバー君」と呼びその「虚」と「実」の中間を熱況したのだッ!

変人偏屈列伝:人は彼を「オリバー君」と呼びその「虚」と「実」の中間を熱況したのだッ!

人は彼を「オリバー君」と呼びその「虚」と「実」の中間を熱況したのだッ!

荒木飛呂彦君が、小生の生涯を劇画にしている。

変人偏屈列伝 (集英社文庫)
実在の変人偏屈たちを漫画化 全原作 荒木飛呂彦!!自分の信念を曲げないその生き様は、時に魅力的で、尊敬にすら値する! これは常識では考えられない行為を一生涯続けた変人偏屈たちの物語である──。

---

日本中にオリバー君ブームを巻き起こした張本人(元祖 GON! 2005.2.1 より)

日本中にオリバー君ブームを巻き起こした張本人(元祖 GON! 2005.2.1 より)

”伝説のプロモーター”という肩書きなしで語られることがない男は、会ってみると意外にもとっつきやすい人物だった。好々爺と言っても差し支えないくらいだ。待ち合わせ場所に指定された某シティーホテルのバーに行くと、康芳夫氏は奥のボックス席に座り、静かに水割りのグラスを傾けていた。肩まで伸ばした白髪、鋭い視線、確かに、外見はかなり変わっている。インタビューの申し込みをしたとき、まず「締め切りは?」と訊かれた。そのビジネスライクな口調が脳裏をよぎる。若き日の石原慎太郎を担ぎ出してネッシー探検隊を組織し、アリVS猪木戦を実現させた男。戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』の出版を企画した男。話の中にも大物芸能人や業界人の名前がポンポン出てくる。伝説のプロモーターと呼ばれるには、それだけの理由があるのだ。

伝説の興行師 康芳夫、今、オリバー君現象を振り返る

---