麻薬とジャズと大衆芸術(1):詩と思想 1974.11/No10 VOL.3 より
麻薬とジャズと大衆芸術(1):康芳夫×木原啓允×関根弘(司会) 大使が保証すればよい・・・・・・ 関根 ぼくは、きようは司会者ですから、二人でやってもらえばいいんで、お願いします。 康君はさいきん「虚業家宣言」て本を出し […]
虚業家宣言(143):米国記者と英国記者のイガミ合い(3)
米国記者と英国記者のイガミ合い(3) 傑作だったのはアメリカの記者とイギリスの記者のイガミ合いだった。 アメリカの記者の方は、初めっからネッシーを捕えるという前提に立って、やれ、どうやって捕えるのか、捕えたらどうするのか […]
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載16)
森下君の根拠の曖昧さ・・・・・・(1) 天野は、勤務先の「原稿用紙を使っていた」この指摘だけは耳痛い。時期的な矛盾点は右の如くで何程のこともないが、私用に、多少であれ、公用のものを私したことは、言い訳が立たない。渇しても […]
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載11)
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より 「ヤプー」の著者が裁判官だって!? 私が「沼正三」の正体を気にし始めたのは、ごく最近、五十三年になってからである。その頃の天野氏の行状には、異様なものがあった。 バーへ行く […]
虎と空手武道家の死闘ショー(12):特注フェンスのリング
あくまでやるぜ 康氏が宣言 康氏によると、ショーは二月五日、南米ハイチのサッカースタジアムで行う予定で、使われる虎は、インド・ベンガルで捕えた体重百七十キロの人喰い虎。一頭千ドル(三十万円)するものを二頭用意してあるとい […]
猪木・アリ戦(2):世紀の凡戦に無念の思い・・・1
猪木・アリ戦(2):世紀の凡戦に無念の思い・・・1 しかし、この試合はテレビの視聴率五四・九パーセントと驚異的だったが、前評判をみごとに裏切り「世紀の凡戦」「最悪の試合」として、マスコミからのさんざんな悪評を浴びることに […]
101歳まで生きられた中曽根氏は正に戦後政治に一つの区切りをつけられた政治家ではあった
中曽根元総理逝去 101歳まで生きられた中曽根氏は正に戦後政治に一つの区切りをつけられた政治家ではあった。 安倍総理祖父、岸信介元総理に続いて自主憲法制定を唱えた自民党タカ派を代表する政治家でもあった。戦後総理としては靖 […]
虚業家宣言(31):警視庁にしぼられた出版記念会
警視庁にしぼられた出版記念会 『ヤプー』に関しては、もう一つ、その出版記念会のことも書いておかなくてはなるまい。 どうせなら、派手にショー形式にしようというので、銀座の超高級クラブ『レッド・.ミナーレ』を、ここの取締役・ […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:小説『少女地獄』より火星の女(夢野久作)・・・連載1
『血と薔薇』1969.No4 エロティシズムと衝撃の綜合研究誌 小説『少女地獄』より火星の女(夢野久作)・・・連載1 -解説- 夢野久作『少女地獄』(昭和11年、黒白書房)から「火星の女」一篇を複刻する。初版のままである […]
家畜人ヤプー【ポーリンの巻】より
装幀・画:奥村靫正 故三島由紀夫が発掘、澁澤龍彦と共に激賞し、初版刊行以来、眩惑と官能の絢爛たる言葉の森が立ち騒ぐ不滅の魅力を発散し続けるマゾヒズム文学の最高峰。 愛と幻想の極北から打ち震える快楽の蜜(ことば)が滴り落ち […]

















