虚業家宣言(96):入場料の高さで宣伝(4)
入場料の高さで宣伝(4) つまり、入場料を常識外れの高値にすることによって、私はトム・ジョーンズの名をマスコミを通して日本人、ごく平均的な日本人にまで印象づけることに成功、その結果トムの人気はいやが上にも高まって、切符は […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・2
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・2 本人も不思議な人ならそのイベントも又特別変わったものだった。 私はこの世にマゾヒズムなるものが存在することを知識としてしか知らなかった。生態な […]
逆ユートピアの栄光と悲惨:家畜人ヤプー解説(前田宗男)より・・・5
逆ユートピアの栄光と悲惨・・・5 一九六X年のある日、日本青年瀬部麟一郎と、その婚約者たる美しいドイツ娘クララ・フォン・コトヴィッツは、ふとした偶然から故障を起こして不時着した、未来世界からの航時機に乗りこむ羽目に陥る。 […]
私は酔狂な生き方が好きだ:虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)より抜粋
マスコミの連中から毎回、同じ質問を浴びせられるのだ。「何でこんなことするんですか?」と。 私は酔狂な生き方が好きだ 私は酔狂な生き方が好きだが、これは「人生は退屈しのぎ」という感覚がベースにないとできない。多くの人は強迫 […]
虚業家宣言(84):真剣勝負から生まれた友情(3)
真剣勝負から生まれた友情(3) 私と彼は、黙ったまま、延々と張り続けた。そして、その夜、私は三万ドル負けた。その男は、だから、六万ドル負けたことになる。だが、男は顔色一つ変えず、平然と葉巻をくわえたまま帰って行った。 翌 […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(50):風雲児・神彰・・・2
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 風雲児・神彰(2) そんなことがあった後、卒業してぶらぶらしていた私は、当時、ソ連のボリショイサーカスを呼んで日本中の注目を浴びていたプロモーターの神彰に […]
虚人の錬金術:虚人のすすめ―無秩序(カオス)を生き抜け (集英社新書)より抜粋
興行の世界に入ったのは半世紀近く前、東大在学中に知己となった石原氏が取り持った縁だった 虚人の錬金術 ところで虚業商売は何も発想だけが非常識であるのではない。実行の段階においてもきわめて「非常識な力」を要求される。 たと […]
西南戦争の「真実」の究明が、何故やっかいなのか、それはまぎれもなく明治大帝 VS. 西郷隆盛のデスマッチだったからだ
西南戦争の「真実」の究明が、何故やっかいなのか、それはまぎれもなく明治大帝 VS. 西郷隆盛のデスマッチだったからだ 西南戦争の「真実」の究明が、何故やっかいなのか、それはまぎれもなく明治大帝 VS. 西郷隆盛のデスマッ […]
虚業家宣言(142):米国記者と英国記者のイガミ合い(2)
米国記者と英国記者のイガミ合い(2) こんな質問が出た。 「ネッシー探検というのはカモフラージュであんた方の真の目的は日本の企業に頼まれて、北海の油田を探りに来たんだろう。潜水艇を使うというのがその証拠だ。ネス湖の水は透 […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:黄泉(モルグ)からのオルグ/M・モンロー解裂:木下成人・・・1
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:黄泉(モルグ)からのオルグ/M・モンロー解裂:木下成人・・・1 かつて、生けるマリリン・モンロウは、豊饒神のごとくに、崇敬をさえこめて、下民どもの上に君臨した。悩ましげに春をよぶ姿態と […]















