内田裕也君ショーケン逝く。そして石野卓球君の既存メディアへの痛切きわまるプロテスト
戦後芸能界を勝新太郎に続いて象徴する二人の反体制(体制内)的?ナラズ者が相次いで逝ってしまった。二人共小生とは色々縁があったので、さみしいといえばさみしい。
厳しい見方をするむきは所詮芸能界という破れ障子(上部構造)のスキ間でロックンロールする「ちんどん屋」の類と斬って捨てるが、そう云ってしまえば身も蓋もないではないか。
今や日本の芸能界それ自体が巨大な社会的存在と化しつつある状況下で小生がムハマッドアリを日本に呼んで極東初のヘビーウエイトマッチ興行した時、アリのドキュメントムビーを勝新太郎が監督製作して以来、小生の盟友だった勝チャン亡き後、二人が示した存在感はそれなりに評価すべきではないか。
一見、反社会的秩序にコントロールされているかに見える芸能界が徹底した血も凍る超高度管理社会に他ならないのはまぎれもない事実だ。
今問題になっているビエール瀧のコカイン問題で石野卓球が出した痛切きわまるコメントがそれなりに問題になっているが、小生の所感から云えばその他一連の事件で芸能界内部からもっと早く然るべきコメントが出されるべきだった。
石野卓球のコメントはある意味、超高度管理社会において一石を投じるプロテストともとれる。
この問題に関してNY在住の日本を代表する作曲家坂本龍一君が云ってみれば同様のプロテストを始めてオープンにしたが、遅すぎの感は否めない。
まあいいや
いろいろやっかいな事、記したがガキ共二人、いいオンナとやりまくって、いい酒くらって、そして、先に逝った勝ちゃんにちゃんと挨拶して楽しんでくれ。
あの世で安らかに昏れ。
アバヨ!
---
大映京都撮影所で 勝新太郎、モハメド・アリ、小生 #康芳夫 pic.twitter.com/YZnaFeAf2O
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) April 9, 2019
---