「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載12)
『潮』昭和58年(1983年)1月号より 死者の国から呼び戻された幽霊・・・・・・(5) ともあれ、森下君の沼正三死亡説は、根拠がないだけ執拗であった。嵐山君の力作百枚にも、末尾に<本編はあくまでもフィクションです>と断 […]
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」:Fukujin N0.11 2006 より・・・16
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」・・・16 澁澤 今の日本のなかのちょっとした宗教ブームで言われているのはそれを指しているんですよね。解脱じゃないけど安心やちょっとした悟りのようなものを目指す、癒しとかそうい うものだと思 […]
家畜人ヤプーの考察(10):正常とはいったい何であろう。異常とはいったい何であろう。
原理としてのマゾヒズム<家畜人ヤプー>の考察:安東泉・・・『血と薔薇』1969年 No.4より 正常とはいったい何であろう。異常とはいったい何であろう。 しかし、問題はここでは終らない。もう一度繰り返す、正常とはいったい […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:All Japanese are perverse(三島由紀夫)・・・連載4
『血と薔薇』 エロティシズムと残酷の綜合研究誌 澁澤龍彦 責任編集 創刊号 Oct.1968No.1 All Japanese are perverse 三島由紀夫 さて、perverseの話に移らう。 日本人は、相手( […]
夢みるよりは夢みせることリアルと夢は紙一重なのだ:鳩よ!(1987(昭和62)年4月号)より
夢みるよりは夢みせることリアルと夢は紙一重なのだ:康芳夫 プロモーター ホラ吹き、怪入、ペテン師・・・・・・彼を形容するこの種の言葉は数知れない。 康芳夫は「アントニオ猪木VSモハメド・アリの血闘」「ネッシー探検隊」等の […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:All Japanese are perverse(三島由紀夫)・・・連載2
『血と薔薇』 エロティシズムと残酷の綜合研究誌 澁澤龍彦 責任編集 創刊号 Oct.1968No.1 All Japanese are perverse 三島由紀夫 私の耳にはこの言葉がいつまでも残ってゐる。なるほど日本 […]
虚業家宣言(55):脳神経科に入院したフォスター
モハメド・アリ 対 マック・フォスター 戦カタログ(1972年・日本武道館) 収録『虚人と巨人』 #amazon 脳神経科に入院したフォスター 翌、四月一日、午後0時二十四分。ついにクレイ、フォスター戦のゴングが鳴った。 […]
罰あたりパラダイス:福田和也(文)・・・4
罰あたりパラダイス:福田和也(文)・・・4 ちょっと僕らの遊びと康さんのとはスケールが違うけれど、毎日の仕事といった支えをもたない、持つことの出来ない人間の、世間とは逆向きの勤勉さというものがあり、その勤勉な遊びという奴 […]
虚業家宣言(39):契約成立、だが・・・・・・
契約成立、だが・・・・・・ 八月九日、契約が成立した。私が初めてハーバートに接触してからすでに四年、今回、ニューヨークに来てからでも、もう一年近い日時が経過していた。 クレイのファイト・マネーは四十万ドル、邦価にして約一 […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(58):最初のゲートをくぐった−−−ソニー・ロリンズ、アート・ブレイキー・・・3
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 最初のゲートをくぐった−−−ソニー・ロリンズ、アート・ブレイキー(3) 初日のオープニングパーティーは東京駅の近くにある丸の内ホテルの地下にある丸の内クラ […]