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2014 . 12 . 26 発行 NO:0005
東大同窓生異次元超人類対談(康芳夫×堀江貴文)
康芳夫=ノンフィクション(荒木飛呂彦,吉田豪,安部譲二)
連載「沼正三」をめぐる謎・・・
全地球を睥睨(へいげい)するスフィンクス『康芳夫』メールマガジン
そして『家畜人ヤプー』通信
毎月 第2金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)発行
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◆目次
1. 小生近況
2.東大同窓生異次元超人類対談(康芳夫×堀江貴文)
3. 康芳夫=ノンフィクション(荒木飛呂彦,吉田豪,安部譲二)
4.虚業家宣言(連載第3回)
5.『家畜人ヤプー』通信
6. 編集後記
2.東大同窓生異次元超人類対談(康芳夫×堀江貴文)より一部抜粋
---康さんは”ヒトクローン計画”に関わられているとか。
康 クローンに関しては、法律的なことがまだ整備されてないんであんまり具
体的なことはいえないんだけどね。それがまったく合法的な国っていくつかあ
るんですよ。マッドサイエンスとマッドキャピタリズ厶の連鎖反応という意味
では金儲けにつながっているんだけど、それを超えてもっととてつもないロマ
ンがある気がして。堀江君はクローンに対してどういうお考えを持っていますか?
堀 クローニングそのものよりも、もっと実現性が高い過渡的なニーズとして、
万能細胞を使って脳細胞の修復をしたり、心臓を20~30個も作ったりとか、
そういう技術に興味があります。
康 具体的で、よくわかります。
掘 心臓がたくさんあれば、1個壊れても平気でしょう?あれはただのポンプ
で体の中で協調して動いていればいいわけで、協調は別にコンピュー夕ー回路
でできるわけだし。”長生きプロジェクト”っていうのがあって、それは宇宙
開発と不可分なんですよ。
康 ああ、そうだなあ、うん。
堀 さらに僕は、五感を通してのイン夕ーフェースだけじゃなく、脳と直接結
びつけるワイヤレスのイン夕ーフェースを作りたいんです。映画の『マトリッ
クス』とか 『マルコビッチの穴』を観るとわかるんですけど、宇宙にはもの
すごい集合的な知的生命体が実はいろんなところにいるのかな、みたいな。不
老不死とか、それこそ宇宙的なものになったら時間の概念すらないわけで。
康 彼は非常に重要なことを言っていて、時問の概念や宇宙の広さは人間が
本来考えるべきことじゃないんです。
堀 脳っていうのはけっこう柔軟性があって、何もなかったところに刺激を送
ってやると、突如回路ができてくる”ダイレクト・コミュニケーション野”み
たいなものがあったとして、そこを無線通信で結びつけ合うとものすごいスピ
ードで考えていることを伝えられる。そんな”スーパー人類”みたいなものが
出てきたらロすらも退化するかもしれない。
康 機能が変化するってことだよね。今、宇宙とかクローンの問題から発展し
たんだけど、堀江君はおそらく今の宇宙理論物理学者や生物学者よりよっぽど
先をいっている。僕はそもそも時間とか空間の広さを人間が考えたこと自体が
とんでもないことだと思ってるんですよ。アインシュタインも最後は行き詰ま
っちゃって、結局、宗教家になっちゃいましたね。
続きは・・・2014.12.26 配信メルマガにて