虚業家宣言(125):主体性を欠く朝日新聞(3)
主体性を欠く朝日新聞(3) ここでとくに、私が言っておきたいのは、そういう反対の記事が出だした時期についてである。 私がこの計画を発表したのは、前に書いたとおり一月である。英国の各紙が反対の記事を載せたのは八月中旬である […]
弔電「我が親愛なるアベジョージ」
弔電「我が親愛なるアベジョージ」 Youもついに逝ってしまったか。 内田裕也もついこの前逝ってしまった。 野郎はいいかげんなトンチンカンだったけどYouは腹のすわった、それにひとかどの文士だったなあ。 思いおこせばYou […]
虚業家宣言(121):いっせいに批判を開始した英国紙(2)
いっせいに批判を開始した英国紙(2) 同じく、十一日付の『デイリー・エクスプレス』。 《ネッシーよ、深くもぐれ、黄色い潜水艇がやってくる!》という見出しでこのニュースを報じるとともに、社説でこう皮肉ってきた。 《英国では […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・7
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・7 入ってきたのはグレーのジャケットを着た中年のサラリーマン風の人物だった。顔の皮膚が少し荒れているなぁ、と思うぐらいで、特別変わった人ではなかっ […]
Modern Freaks Inc. Presents『家畜人ヤプー倶楽部』vol.4 Executive Producer 康芳夫
50年ぶりに『家畜人ヤプー倶楽部』を復活(定期開催)する。康芳夫(家畜人ヤプー全権代理人) 下北沢のBARを貸し切っての『家畜人ヤプー倶楽部』第4回目開催決定しました。皆様の五感を刺激する『家畜人ヤプー倶楽部』をご堪能く […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・6
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・6 ショックだった。何も知らない若造には、あまりに奇異な世界だった。快楽がこんな不思議な行為を生み出すのだという事実に新鮮なおどろきがあった。 ス […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・9
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・9 打ち合わせは新宿のバーだった。席に着くと沼さんは、前回会った時とはまったく別人のように明るく自信に満ちていて、快活な人になっていた。名刺をもら […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・8
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・8 当時私は知らなかったが、『家畜人ヤプー』はすでに1956年から「奇譚クラブ」に連載されていたというのだ。 ということは私が見た原稿の束は生原稿 […]
虚業家宣言(124):主体性を欠く朝日新聞(2)
主体性を欠く朝日新聞(2) 続いて八月二十日の『天声人語』。 --- なんともご苦労でアホらしいことである。一億五千万円の金を使うなら、もう少しまともなチエがないものか。・・・・・・見せ物で客を呼ぶ「総隊長」とはいかがな […]
虚業家宣言(122):いっせいに批判を開始した英国紙(3)
いっせいに批判を開始した英国紙(3) それにしても哀れな話ではないか。かつてイギリスといえば、スペインの無敵艦隊を撃破し、七つの海に雄飛した国だった。キャプテン・キッドの国だった。キャプテン・クックら、海の英雄を輩出した […]