康芳夫_philosophy
虚業家宣言(154):虚業商法十カ条:第六条『自分をさらけ出すな』

虚業商法十カ条:第六条『自分をさらけ出すな』 ”虚業”というのが多分に奇術的性格を帯びていることは否定できない。奇術にはたいていトリックが伴なう。トリックを伴なった”虚業”達成の過程において、そのトリックを見破られれば、 […]

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虚業家宣言(143):米国記者と英国記者のイガミ合い(3)

米国記者と英国記者のイガミ合い(3) 傑作だったのはアメリカの記者とイギリスの記者のイガミ合いだった。 アメリカの記者の方は、初めっからネッシーを捕えるという前提に立って、やれ、どうやって捕えるのか、捕えたらどうするのか […]

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虚業家宣言(155):虚業商法十カ条:第七条『悪人と呼ばれることを恐れるな』

虚業商法十カ条:第七条『悪人と呼ばれることを恐れるな』 人の評判ほど当てにならないものはない。東急の五島慶太は、なんと、呼ばれるに事欠いて”強盗慶太”とアダ名されていた。正力松太郎は物わかりの悪い、ガンコジジイと噂されて […]

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虚業家宣言(147):水中の視界ゼロ(4)

水中の視界ゼロ(4) 隊員のひとり富山クンは、そのとき知り合ったスコットランド女性と恋愛、近く日本に呼んで結婚することになっている。ネッシーが取り持つ縁というわけだ。 九月二十五日には、総隊長の石原慎太郎さんもネス湖に到 […]

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虚業家宣言(164):『彼らは人肉で生きのびた』を映画化(2)

『彼らは人肉で生きのびた』を映画化(2) われわれ日本人はこの事態を根底から捉え、真の”豊かな”生活を見出す義務を有しているものであり、その成果を世界に訴えることを求められているのである。われわれが、ここに世界一周自転車 […]

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虚業家宣言(144):水中の視界ゼロ(1)

水中の視界ゼロ(1) 翌日から、私たちはただちに行動を開始した。 九十五トンの漁船を一カ月百万円でチャーター、朝の九時から、夜の六時まで、全長三十五キロの細長いネス湖の端から端ヘジグザグに走らせる。国際探検隊であるからマ […]

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