正統なる虚業家 康芳夫(2):マフィアとフィクサーとの”危険な”駆け引き
正統なる虚業家 康芳夫(2):マフィアとフィクサーとの”危険な”駆け引き 「トム・ジョーンズに関しては、僕に仲介した連中のなかに、マフィアと関係した人間もいてなかなか面倒でした。特に、彼の場合、ラスベガスでしょっちゅうシ […]
正統なる虚業家 康芳夫(4):車を爆破させられそうになった熾烈なプロモート合戦
正統なる虚業家 康芳夫(4):車を爆破させられそうになった熾烈なプロモート合戦 いまや音楽業界では伝説ともなったトム・ジョーンズ公演、そしてその立役者であった康氏。だが、その氏をしてロマンとも言わしめた興業があった。それ […]
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載10)
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より サドマゾと言いづらかった時代 私は一度、天野氏に忠告したことがある。 「お前さん、いいかげんに”沼正三”の名前を使うのやめろよ。あんたには物書きの力がないわけじゃないんだか […]
わが人生を振り返る(第八回一水会フォーラム 講演録)2:月刊レコンキスタ 平成13年3月1日より
わが人生を振り返る(第八回一水会フォーラム 講演録)2:月刊レコンキスタ 平成13年3月1日より 康 そう、三島は楯の会が外部と接触するのを嫌ってね。森田君や阿部君は、創魂出版のスポンサーだった右翼の青年が連れて来たの。 […]
わが人生を振り返る(第八回一水会フォーラム 講演録)1:月刊レコンキスタ 平成13年3月1日より
わが人生を振り返る(第八回一水会フォーラム 講演録)1:月刊レコンキスタ 平成13年3月1日より 康 僕は森田必勝君らとも縁があったけど、本業は興行師。ボリショイサーカス、オリバー君、石原慎太郎と行ったネッシー探検隊、モ […]
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載9)
『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より 「沼正三」を演技する もう一つの証拠---これは、あとで矢牧氏から聞いた話だが、私と矢牧氏の電話でのやりとりのあと、天野氏のあわてようは尋常のものではなかったらしい。 私か […]
わが人生を振り返る(第八回一水会フォーラム 講演録)4:月刊レコンキスタ 平成13年3月1日より
わが人生を振り返る(第八回一水会フォーラム 講演録)4:月刊レコンキスタ 平成13年3月1日より 木村 どうして興行師に? 康 大学を出ても行く所がなくて、有吉佐和子さんのご主人の神彰が山師でね、この世界に連れ込まれて、 […]
虚業家宣言(34):第四章 ついにクレイが来た!
第四章 ついにクレイが来た! マフィアとの交渉を決意 ニューヨークは前と少しも変わっていないような気が私にはした。マンハッタンの通りは、相変わらず人と車でゴッタ返していた。コンクリート・ジャングルを四角く切り裂いている空 […]
風俗奇譚(昭和45年7月臨時増刊号)小説 沼正三【著:嵐山光三郎】:連載5 クラノハシ・ユビコだきこみ作戦
クラノハシ・ユビコだきこみ作戦 後半がブタノによって書かれた『家畜人ヤプー』は、T出版社より発行された。著者は、幻の作家「沼正三」とされている。 『奇譚クラブ』に連載されてから、三島由紀夫をはじめ多くの作家に評価されてき […]
虚業家宣言(35):”師匠”神彰がライバルとして出現
”師匠”神彰がライバルとして出現 それから、私のお百度詣りが始まった。 毎朝、目が覚めると私はハーバートの事務所に出かけていく。実弾を装填したガードマンの間を通るのは何度やってもイヤなものだった。 私は、ハーバートにある […]