康芳夫_philosophy
虚業家宣言(40):救いの神『ベニハナ』

救いの神『ベニハナ』 私はニューヨークのホテルの一室で、ボンヤリと虚脱状態になって考えこんでいた。窓からはマンハッタンの広い通りが見える。おびただしい車の列。雑踏。だが、あの中にわたしに援助の手を差しのべてくれる者は一人 […]

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康芳夫_philosophy
正業崩壊・・・「生きててよかった」1

「社会の決められた枠で生きていくことなんて、退屈極まると皆分かっているわけですよ。でもそれを外して生きるのは何かと難しい。パーセンテージにすればごくわずかな人がペテン師、興行師、芸術家としてそこから外れたところで生きてい […]

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康芳夫_philosophy
虚業家宣言(38):マフィアからの脅迫

マフィアからの脅迫 私は何か、イヤな予感がして、その頃、ニューヨークの二流のホテルを転々としていた。むろん、偽名を使ってである。ごく親しい友人にさえ、居所は明かさなかった。 だが、マフィアの組織の力をもってすれば、私の居 […]

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家畜人ヤプー_japonisme
倉田卓次(東京高等裁判所裁判官):週刊文春(昭和57年 10月14日号)より

今週のオトコ:倉田卓次(東京高等裁判所裁判官) 戦後文学の裏面史をかざる大事件・・・・・・といっては少々オーバーだが、<『家畜人ヤプー』の覆面作家、正体を現わす>のニュースは、全国を(これもオーバーかな)駆けめぐった。戦 […]

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康芳夫_philosophy
虚業家宣言(39):契約成立、だが・・・・・・

契約成立、だが・・・・・・ 八月九日、契約が成立した。私が初めてハーバートに接触してからすでに四年、今回、ニューヨークに来てからでも、もう一年近い日時が経過していた。 クレイのファイト・マネーは四十万ドル、邦価にして約一 […]

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康芳夫_philosophy
罰あたりパラダイス:福田和也(文)・・・1

罰あたりパラダイス:福田和也(文)・・・1 豪奢な魑魅魍魎を招く夜。遊び続けることの困難を想いつつ、遊ぶ愉しさよ 金融不況の行く末や文芸批評の低迷などに胸痛める阿呆らしくなり、私淑する康芳夫大人と、気鋭の超小説家・町田康 […]

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康芳夫_philosophy
全身虚業家(1):FREMAGA VOL.6(2009.6.1)より

全身虚業家(1):康芳夫 康芳夫。 知っている人には、この名前そのものがすでにムーヴメントである。時系列も関係なく、思いつくまま、その黒く怪しく光る功績を羅列してみる。 ソニー・ロリンズやトム・ジョーンズらミュージシャン […]

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暗黒プロデューサーが宇宙進出を画策!?

暗黒プロデューサーが宇宙進出を画策!? 君は、「国際暗黒プロデューサー」の肩書を聞いたことがあるか!?上写真は自身を”虚人”と呼ぶその第一人者、康芳夫氏。この世のほぼすべては”フィクション=虚”であると語り、それをどう操 […]

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康芳夫_philosophy
罰あたりパラダイス:福田和也(文)・・・3

罰あたりパラダイス:福田和也(文)・・・3 「でも、町田さんの凄さっていうのは、やっぱり遊びってことがよくわかってるって事ですよね」とオレが話をそらした。町田さんは、小説集と相前後して出したエッセイ集『へらへらぼっちゃん […]

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血と薔薇/LE SANG ET LA ROSE
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:小説『少女地獄』より火星の女(夢野久作)・・・連載10

小説『少女地獄』より火星の女(夢野久作)・・・連載10 『血と薔薇』1969.No4 エロティシズムと衝撃の綜合研究誌 森栖校長先生 火星の女より 私は嬉しくて嬉しくて仕様がありません。かうして校長先生に復讐する事が出来 […]

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