佐伯啓思(敬称略)、朝日掲載の「異論のススメ 正論のススメ」
佐伯啓思(敬称略)、朝日掲載の「異論のススメ 正論のススメ」が話題になることが可笑しな話だ 佐伯啓思が朝日に定期的にコラムをかくということがなんでそんなに話題にすべきことなのか。その事が正に現在の論壇メディア状況の歪みを […]
虚業家宣言(106):滞日中の狂態ぶり(4)
滞日中の狂態ぶり(4) そして翌日の舞台でトムは叫んだ。 「日本に来て三日間、オレは何もしてないんだ。もう誰でもいいから今夜、オレのホテルに来てくれ」 いい気なものである。 まあ、しかし、これはこちらで用意した、いわばプ […]
ネオファシズムとスポーツTV中継
今や、世界的スターランキングが、いわゆる政治家、芸能人、芸術家をはるかに凌いで上位を占めるのはほとんど、サッカー、テニス、ボクシング、その他プロスポーツのチャンピオン達である 世界中がTV中継に釘付けになり熱狂する。 ヒ […]
幻の作者探しにも、ようやく終止符がうたれるわけだ。しかも、闇の中から姿を現わした「天才」(三島由紀夫の言葉)が、現役の裁判官だったとは
倉田卓次(東京高等裁判所裁判官):週刊文春(昭和57年 10月14日号)より 戦後文学の裏面史をかざる大事件・・・・・・といっては少々オーバーだが、<『家畜人ヤプー』の覆面作家、正体を現わす>のニュースは、全国を(これも […]
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(39):総長に詰めよる・・・4
虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 総長に詰めよる(4) コンサートは大成功だった。安田講堂に集まったメンバーは三保敬太郎や宮沢明など当時の一流ミュージシャンたち。司会は「スイングジャーナル […]
裁判官がサドマゾ小説を書いてなぜ悪い、なんて議論はこの際、ちょっと待っていただきたい
戦後最高のSM奇書「家畜人ヤプー」の覆面作家と名指しされた 東京高裁 倉田判事の空しい反論・・・1 裁判官がサドマゾ小説を書いてなぜ悪い、なんて議論はこの際、ちょっと待っていただきたい。法衣の似合わぬ絶叫調で「知らん、関 […]
作者の名は沼正三。正体不明の覆面作家だったのである
戦後最高のSM奇書「家畜人ヤプー」の覆面作家と名指しされた 東京高裁 倉田判事の空しい反論・・・2 昭和三十一年の十二月号からSM雑誌『奇譚クラブ』に、二十回にわたって連載されたこの小説については、もはや多言を要しまい。 […]
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」:Fukujin N0.11 2006 より・・・32
拝聴 康芳夫先生「神を呼ぶ男」・・・32 上杉 僕の世代は秋山さんが先行者なんですよね。 南 秋山の照らした灯りの下を歩けば大丈夫。それもまずいですかね。 康 秋山は南君の同級生? 秋山 高校浪人だから一歳上になるの。 […]