康芳夫_philosophy
『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(47):助監督のアルバイト・・・2

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 助監督のアルバイト(2) 五月祭でのトラブルを契機に、私は石原慎太郎ととても親しくつきあうようになった。当時彼の住んでいた芝の高級マンション「日活アパート […]

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家畜人ヤプー_japonisme
暗黒星雲の彼方に:高橋源一郎・・・その2

暗黒星雲の彼方に:高橋源一郎・・・その2 タブーと『良心』について明快で決定的なことをいったのはフロイトである。 《では『良心』とは何であろうか。言葉が証明するところによると、それは人がもっとも確実に知っていることの一つ […]

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暗黒星雲の彼方に:高橋源一郎・・・その3

暗黒星雲の彼方に:高橋源一郎・・・その3 「文学」という世界を、一つの小宇宙、銀河系星雲のようなものと考えてみる。すると、その中心には膨大な星々の群れがある。それら、わたしたちがふだん「文学」と呼びならわしている作品群は […]

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『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(45):石原慎太郎との出会い・・・3

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 石原慎太郎との出会い(3) 当時二五歳だった石原慎太郎は、会場だった安田ホテルにさっそうとシルバーグレーのベンツで乗りつけてきた。当時はベンツなどまだ日本 […]

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虚業家宣言(110):二十世紀最大のロマン(1)

二十世紀最大のロマン(1) ここでカレンダーの日付を半年前の一月の時点に戻そう。 私がネッシー探検の企画を考え出したのはもう数年前、ちょうどクレイ戦のことで、アメリカと東京をあわただしく往復している時期だった。 クレイ戦 […]

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畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その32

日本神話を脱構築する:畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その32 日本的本質が西欧と対峙しているのか、それとも西欧的言説にあらかじめ馴致された日本的本質という構図こそが、もうひとつの日本的 […]

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『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(44):石原慎太郎との出会い・・・2

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 石原慎太郎との出会い(2) テーマは「新しい芸術の形」。前衛芸術の未来像を探ろうという企画だ。これもいままでにない斬新な形式と、それまでの大学祭では絶対に […]

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木嶋佳苗死刑囚と週刊新潮デスクNO2の獄中結婚

木嶋佳苗死刑囚と週刊新潮デスクNO2の獄中結婚 約40年前、ピストル連続射殺魔犯人(死刑囚)と支援団体代表の女性との獄中結婚が当時大変な話題になったが、この類のケースは外国も含めて前例がいくつもあり人々はそれなりに納得し […]

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虚業家宣言(112):例によって吹きまくる(1)

例によって吹きまくる(1) この、私のネス湖探検隊派遣計画がスクープされたのは一月十九日である。『共同通信』の特ダネだった。 私の方としては、もう少し準備を煮つめ、トム・ジョーンズの仕事を終えたところで発表というつもりで […]

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『虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝』(46):助監督のアルバイト・・・1

虚人魁人 康芳夫 国際暗黒プロデューサーの自伝/康芳夫(著)より 助監督のアルバイト(1) いまでも、この年の五月祭は東大の同窓生たちと会うごとに新鮮な思い出としてよみがえってくる。また、これほど大学中や社会をにぎわせた […]

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