オリバー様ご一行七月ご来日:東京新聞(昭和51年4月20日 火曜日)
オリバー君が羽田空港に降り立つ二ヶ月ほど前にすでにオリバー君の存在は日本でも報道されていた
いや、日本だけでなく、アメリカを代表する通信社APを始めとする新聞各社、アメリカ三大テレビネットワーク各局などでも大々的に報じられた。あろうことかマイケルがしゃべってしまったのだ。オリバー君騒動は私が作り出した日本だけの現象と思っている方も少なくないが、実際は世界的にも注目を集めていたのだ。
それはともかく秘密裏にプロジェクトを進めていた私は、世間に知られてしまったことで必然的にその実行を早めなくてはならない羽目になる。
日本からマイアミのマイケルの別荘まで押しかけたテレビや新聞などのマスコミ関係者の中には、当時UFOをテーマとする人気番組を制作して有名になっていた日本テレビの名物ディレクター、矢追純もいた。
矢追は私と共同で「木曜スペシャル」でオリバー君の特番を組むことになった。
私はこの番組を制作するにあたってかなり綿密な構成を考えた。何しろ、オリバー君の動いている姿を初めて日本で紹介するスペシャルなテレビ番組となるのだ。
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オリバー君と康芳夫
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『もちろんファーストクラスだっ!』
荒木飛呂彦君が、小生の生涯を劇画にしている。
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