ニッポン最後の怪人・康芳夫

アメリカ大統領選民主党代表選びの成り行き

大統領選民主党代表選決定はいよいよ結末に近づいた。

サンダースかバイデンのどちらかに決定するのは間違いない。

アメリカ大統領選史上、現大統領トランプおじさんの様な途方もない型破りが選ばれたのも、その対抗馬として、サンダースの様なラディカル社会主義者が登場したのもアメリカ建国以来まったく始めてのことだ。

一体11月の大統領選の結果はどうゆうことに相成るのか。ネオファシスト?トランプおじさん又はラディカルソーシャリスト、サンダースかそれとも中道派バイデンか。

もし、サンダースが大統領に選ばれたら社会的格差に打ちのめされて息も絶え絶えのアメリカ貧民層は一時的に救われるかも知れないが、客観的に見てアメリカ資本主義及びその完全な影響下にある世界経済は目茶苦茶に成り果てることだろう。

結局、若し、トランプおじさんを打倒するとすれば現実的にはバイデンしか考えられないのではないか。

国際政治における過酷極まる「現実」と「理想」はまったく別のものだから。

それにしてもトランプおじさんのとてつもない目茶苦茶ぶりには遂に「アメリカジャスティス」の伝統が動き出した。

このところワシントンの高級官僚、上院共和党内部の政治離脱派が目立って増えてきているが、今後この勢いが止まらないとすればワシントン政治情勢は混迷を極め先が読めなくなり流石のトランプおじさんも真っ青というところか。