家畜人ヤプー_japonisme
康芳夫、三島由紀夫を語る(2)

昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]

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康芳夫、三島由紀夫を語る(6)

昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]

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「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載11)

死者の国から呼び戻された幽霊・・・・・・(4) 矢牧君の賭けは成功した。矢牧君と再びコンビを組んだ康芳夫氏のバブリシティも与ってトゥ・ゲット・パブリシティ、『家畜人ヤプー』は思わぬブームを呼んだ。当時の千円の定価は高い。 […]

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沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・17

劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・17 私は彼が、天野さんと沼さんという、2つの人物に引き裂かれた日常生活をどう折り合っているのか知りたかった。相手の女性に決まった人がいるのかとか […]

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奇書「家畜人ヤプー」覆面作家はどちら?・・・読売新聞(昭和57年(1982年)10月2日)

覆面作家と名指しされた倉田氏は東大法学部を卒業後、司法試験に合格 覆面作家と名指しされた倉田氏は東大法学部を卒業後、司法試験に合格。二十六年の東京地、家裁判事補を振り出しに長野地家裁飯田支部判事補、最高裁調査官、札幌高裁 […]

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「家畜人ヤプー完結版(ミリオン出版)」より---沼正三・・・2

「家畜人ヤプー完結版(ミリオン出版)」より---沼正三・・・2 「あしざまに国をのろひて言ふことを今の心のよりどころとす」(迢空『倭をぐな』)。国を呪い天皇を恨みつつ、男女の逆転と人種差別とを立国の原理とした美しく厳しい […]

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