靖国神社宮司暴言問題
靖国神社の前宮司が事もあろうに平成天皇に不敬極まる暴言をはいた。
当然のこととして、その結果彼は辞職することになったが。
つまるところ平成天皇が、種々の国事行為に精を出す一方で肝心の靖国参拝に出向かなわないの、はけしからぬと言うことだ。
これは平成天皇の御気持ちを無視した一方的暴言の一言につきる。
陛下の御対応発言が憲法上許されないのをいいことに言いたい放題は許しがたいことだ。
更に問題を厄介にしているのは靖国神社に祀られている東条以下A級戦犯の遺族、その他一般国民の遺族、そして一部右翼の靖国宮司発言に関する反応が極めて複雑なことだ。
天皇陛下の靖国参拝問題は昭和天皇御存命中にも色々な形で問題になったが、極めて曖昧な形で幕引きとなった経緯がある。
