康芳夫、澁澤龍彦を語る(1)
澁澤は、もちろん本格的に知り合ったのは『血と薔薇』なんだけど、僕は彼とはいろいろ交流があり、彼の知恵袋でもあった種村季弘を学生時代からよく知ってたから、彼の書いた色んなものを読んでいた。
ただ澁澤の場合、美学って言ったってみんな毛唐の受け売りですよ。全部ネタ本があるわけね。そんなこと言ったら三島だってある意味でそうなっちゃうけど。
サド裁判の時ね、澁澤がサドを訳して告訴されて法廷に立って権力に対応した時、僕は彼をちょっと見直した。
でもそれ以外に、世間では澁澤美学っていうけどね、全部輸入品というか、加工品だよね。
・・・『虚人と巨人 国際暗黒プロデューサー 康芳夫と各界の巨人たちの饗宴』より抜粋
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立花隆は、小生が刊行した高級エロ雑誌「血と薔薇」編集長に内定していたが、責任編集の澁澤龍彦と折り合わず、リタイア。本来 #家畜人ヤプー は立花編集長のもと #血と薔薇 に掲載されるはずだった。 家畜人ヤプー 全権代理人 #康芳夫 pic.twitter.com/1GM11WJfLK
— 家畜人ヤプー倶楽部 Executive Producer 康芳夫 (@yapoo_club) November 30, 2021
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