康芳夫 - 略歴 -

イベントプロデューサー。1937年、東京(西神田)生れ。駐日中国大使の侍医であった中国人父と日本人母との間次男として生まれる。海城高校を経て、東京大学卒(教育哲学専攻)。東京大学在学中に五月祭で五月祭委員長として、石原慎太郎、岡本太郎、武満徹らを集めてティーチインを開催し、早くもプロデューサーとしての片鱗を発揮。卒業後は、インディ500マイルレース、ボリショイサーカス、極東初のヘビー級ボクシングプロモートしたモハマッドアリを日本に招聘。アリ×猪木戦もコーディネート。その他、人か猿かと騒がれたオリバー君招聘、ネッシー探検隊(石原慎太郎隊長)全権プロデューサー等。

さらに三島由紀夫が絶賛した戦後最大の奇書「家畜人ヤプー」全権代理人。

著書に「虚業家宣言(双葉社)」「虚人魁人(学習研究社)」「虚人のすすめ(集英社)」等。

一昨年、中島哲也監督の『渇き。』で映画俳優デビュー。なお、小説現代連載中の「酒中日記」坪井祐三原作、内藤誠監督にても重松清、南伸坊等と共演。いずれもDVD発売中。

2016年4月からMBS・TBS深夜“ドラマイズム”枠で放送スタートし、さらに今夏には東映系映画が公開予定の、「ディアスポリス -異邦警察-」にコテツ( 通称「知事」)役で出演。

COMMENT
各監督指揮のもと松田翔太さんをはじめとする俳優陣の皆様に色々と教えを乞い79才の未熟者ながら怪優・迷優としてデビューさせていただき皆様に大変感謝します。俳優人生に余生を賭けるつもりなのでよろしくお願いします。康芳夫
「ディアスポリス -異邦警察-」CASTページより抜粋