ベストセラーの仕掛け人として---『家畜人ヤプー』:1
2017年10月10日
都市出版社版『家畜人ヤプー』(1970年発行) ベストセラーの仕掛け人として---『家畜人ヤプー』:1 実は私の仕事の中に出版プロデュースという、もうひとつの分野がある。多くの人は私の「呼び屋」としての顔しか知らないが、 […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・10
2019年10月2日
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・10 この日打ち合わせが終わってから、私は沼さんからマゾヒズムがどう変容していくのかを聞かされた。 それまで私は鞭打たれたり叩かれたりして苦痛を楽 […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(12)
2024年1月22日
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
家畜人ヤプーの考察(14):「ヤプー本質論」中において、ポーリンとクララの交わす論談は示唆的である
2017年9月8日
原理としてのマゾヒズム<家畜人ヤプー>の考察:安東泉・・・『血と薔薇』1969年 No.4より 「ヤプー本質論」中において、ポーリンとクララの交わす論談は示唆的である 『家畜人ヤプー』第五章「ヤプー本質論」中において、ポ […]
右翼の殴り込みも宣伝材料に
2017年11月22日
「覆面作家は高裁判事」東大卒のエリート:東京新聞(1982年(昭和57年)10月2日(土曜日)) 右翼の殴り込みも宣伝材料に 予期せぬ”幸運”が向こうの方から飛び込んできたのである。大阪の右翼が『都市出版』へ電話をかけて […]
人類は、知性ある家畜を使うこともできるが、自らそれになることもできるのだ:沼正三
2017年12月25日
人類は、知性ある家畜を使うこともできるが、自らそれになることもできるのだ:家畜人ヤプー普及版(都市出版社)より・・・3 性科学文献も渉猟した。許多の症例の記述に自己の鏡像を見出し、しばし渇きは消えたかに思われた。しかし、 […]