家畜人ヤプー_japonisme
「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載18)

森下君の根拠の曖昧さ・・・・・・(3) 康芳夫氏は、堤君とは学友であり、私よりも長い付合いである。その彼が、『ヤプー』に関しては、終始変らず私の代行者として一貫して一体の関係にある。なるほど、康氏は「千三つ屋」という、千 […]

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『諸君!』昭和57年(1982年)12月号:「家畜人ヤプー」事件 第二弾!倉田卓次判事への公開質問状:森下小太郎(連載26)

上手の手から水が漏れた(3) 天野哲夫氏が『ヤプー』の作者でないことを論証するうちに、いつの間にか、作者は倉田氏でしかあり得ないことになった。真実は一つなのだから、これも論理的必然であろう。 ※ 倉田氏よ、なぜそれほどま […]

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『諸君!』昭和58年(1983年)2月号:「家畜人ヤプー」事件 第三弾!沼正三からの手紙:森下小太郎(連載43)

沼正三と天野哲夫・・・・・・(3) 沼正三の作品が別人の手により改変され、書き継がれるとしたら、やり切れない思いをするのは私だけではあるまい。かのトスカニーー二は、尊敬するプッチー二の『トゥランドット』を指揮するとき、未 […]

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『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載17)

裁判長席に坐っていた”天才” 秋風が立ちはじめた九月二日、私は、東京高等裁判所四一七号室、四号民事法廷の傍聴席にいた。法廷では、何やら民事関係のしちめんどくさい訴訟が争われていたが、無論、私はただの傍聴者。原告、被告のい […]

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『諸君!』昭和58年(1983年)2月号:「家畜人ヤプー」事件 第三弾!沼正三からの手紙:森下小太郎(連載36)

私の畜化願望・・・・・・(2) 沼正三の関心を示す次の如き書信もある。これには日付が明記されていないのだが、内容からして右と同じ頃のものと推察できる。 <私の畜化願望は、それ自身として相当進行していますから、兄と同程度に […]

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『諸君!』昭和57年(1982年)11月号:衝撃の新事実!三島由紀夫が絶賛した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事:森下小太郎(連載11)

『諸君!』昭和57年(1982年)11月号より 「ヤプー」の著者が裁判官だって!? 私が「沼正三」の正体を気にし始めたのは、ごく最近、五十三年になってからである。その頃の天野氏の行状には、異様なものがあった。 バーへ行く […]

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