康芳夫

数寄屋橋街頭で演説をぶつ老右翼がいた

今から数十年前、1年365日、数寄屋橋街頭で演説をぶつ老右翼がいた。その名は赤尾敏( #wikipedia )。ある時向かいの喫茶店で同席する機会があり、話は「昭和天皇の戦争責任」に及んだ。

彼(赤尾敏)曰く、「昭和天皇の戦争責任、そんなこと当り前の話。高校生でもしっかりしたやつならわかることだ。それをうじゃうじゃ屁理屈でかばいたてるエセ保守右翼、重箱のスミを突つくように戦争責任をわめきたてる左翼、両方とも、非国民だ。

惻隠の情というものがまったくわかっていない。陛下はすべてを受容されて、黙って耐えてらっしゃるのだ」。小生はこれを聞いて正に眼からウロコが落ちた。