ニッポン最後の怪人・康芳夫

虚業家として虚人として不合理なことを体を張ってやってきた私が確実に言えることがある

虚業家として虚人として不合理なことを体を張ってやってきた私が確実に言えることがある。それは「不合理や無秩序を恐れるな。そこにこそ生の新しいヒントはある」ということである。

なぜならそんな不合理で無秩序な世界から我々は生まれてきたのだから。合理と秩序を求め過ぎて先へ進むことがむずかしくなったら、らせんを描いて元へ戻っていけばいいのだ。新しい未来への入り口はそんな道筋にあるのだと思う。