「神をどう思いますか?」と聞かれたら、あなたはどう答えるだろうか
具体的な神の名前とイメージを思い浮かべる人もいれば、「そんなものはない」という人もいるだろう。だが、神を信じることで道が開かれることもある。
かつてボクシングヘビー級王者の座に君臨し、世紀のスーパースターと言われたモハメド・アリという男がいた。ボクシング史上最高のカリスマであり、サッカーのペレや大リーグのべーブルースと並ぶプロスポーツ界の不世出のスーパースターである。私はこのアリを日本に呼んで極東における最初のヘビー級ボクシングマッチをさせたことがある。
最終的にそれは私が単独で仕掛けた初めての興行となった。
モハメド・アリほどのスーパースターともなれば彼を自由に動かせる人間は地球上に存在しない。王者アリを動かせるのはアリだけである。人でなければアリが帰依したアラーの神だけだ。
私はかつてアラーの神様が開けた口に我が身を投げ入れ、その中で燦然と輝く不思議な一本の黄金の道を見つけた。そしてその道を辿ってモハメド・アリという王様に出会うことができたのである。
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1972年4月1日、武道館で極東初のヘビー級ボクシング、ムハマッド・アリvsマック・フォスター戦をプロモートしたのは、小生30数歳の時。小生が投じ得るすべてのエネルギーを投じ、財政問題、その他絶望的状況を乗り越えて実現したイベント。言ってみれば「人生すべてを賭けた」イベントである #康芳夫
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) June 4, 2018
アリをめぐって自分が闘ってきた数年間が、ふっと思いだされれくる。やはり人生そのものが芸術なのだ https://t.co/WqABwBRRQM #康芳夫
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) February 14, 2019
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