立花隆大兄御中
前略
しばらくご無沙汰しております。
貴兄いつも御健筆を振るっていらっしゃるので楽しみにしています。
12月26日号『週刊文春』「私の読書日記」も往事渺茫楽しく拝読しました。
『血と薔薇』第四号、平岡正明責任編集掲載『家畜人ヤプー』にふれていないが残念でした。
なお、約50年近く前の出来事なので貴兄の記憶違いと思われる箇所ありますので念の為書き添えます。
1.誤:呼び屋見習いの東大生・康芳夫
正:呼び屋見習い東大卒・康芳夫
が正しい表現です。
2.誤:「楯の会」の連中がたむろしていたことがあり
正:森田必勝をリーダーとする「楯の会」の連中がたむろしていたのは『血と薔薇』編集部ではなく神彰氏と小生が訣別した後、小生が設立した「創魂出版」で『血と薔薇』編集部と「楯の会」は無関係です。
以上、老婆心なから書き添えました。
今度共よろしく。
草々 康芳夫
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そうして、連載が中断していた『家畜人ヤプー』の続編が「血と薔薇」第四号(昭和44年)に載りました。澁澤龍彦は発行元の天声出版と衝突して編集長を降りていたので、当時の編集長は平岡正明君でした。(『家畜人ヤプー』秘話「新潮」2009.2/新潮社) #康芳夫
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) October 14, 2015
『血と薔薇』:いそぎんちゃくの思想---鶴屋橋一◯一号ノート(平岡正明) https://t.co/X93nuhBlU4 #血と薔薇 #康芳夫 pic.twitter.com/LK3KKlbZXX
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) October 27, 2015
プロットも明確で、それらの深いかかわりを無視しても小説として完成したエンターテインメント性も感じさせる。この作品を見いだした三島由紀夫の慧眼はさすがといえるだろう。 https://t.co/S5XBMXWQT3 #血と薔薇 #家畜人ヤプー #康芳夫 pic.twitter.com/9KZmqD5aCr
— 康芳夫(国際暗黒プロデューサー) (@kyojinkouyoshio) October 17, 2017
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