ニッポン最後の怪人・康芳夫

東京外語大ゼミ「日本人」とは

2月18日付け朝日朝刊に東京外語大ゼミ「日本人」に関して、学長謝罪の記事が出た。ずばり将来的に例えばラクビー、卓球オリンピック選手が全員名目上の日本人(実質的完全外国人)に独占されたら一般「純日本人」はどうするのかという含み記事だ。

ちなみに今問題にされている日本人の外人差別意識はなかなか珍妙ではある。

例えば在日問題。

美空ひばり(韓国との日本人ハーフ)

金田正一、力道山、王貞治・・・(中国人と日本人のハーフ)

はいずれも国民的ヒーローだが、一般の在日はヘイトクライムの対象という珍妙極まる現象。

先述のオリンピック選手資格に関しては国際オリンピック委員会から将来的動向をにらんで何らかの規制が課せられる可能性大。

ちなみに東京外大「日本人」アンケートは「在日朝鮮人と日本人の間に生まれた子供を日本人と捉えるか」純ジャパン以外の日本人を混ジャパンと呼ぶことに抵抗ありますか」などが中心的アンケート。

東京外語大学長は「甚だ不適切な部分があり深くお詫びする」とのメッセージを出したが、問題の本質はこのメッセージによって簡単に解決するものではなく、極めて複雑極まる要素にコントロールされていることは純日本人なら誰でも解るはずだ。