伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:<薔薇画廊>ハンス・ベルメール・・・解説 桑原住雄(5)
2016年9月29日
<薔薇画廊>ハンス・ベルメール・・・解説 桑原住雄(5) ベルメールは一九〇二年にポーランドのカトヴィツェで生れているから今年は六十七歳になるわけだが、その芸術には、衰弱も綻びも見出せないようだ。というより、その描線は、 […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:誌・みごとな新世界・・・田村隆一
2016年8月8日
みごとな新世界 田村隆一 夜と霧の時代はとっくにおわった 強制収容所の悪夢も 色彩つきの神話となってしまった 孤独なサディストたちの 「独裁」と「毒薬」も いまでは流行遅れ 鞭打つもの 鞭打たれるもの という古典的な絵柄 […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:小説『少女地獄』より火星の女(夢野久作)・・・連載14
2017年3月13日
小説『少女地獄』より火星の女(夢野久作)・・・連載14 県立女学校に入ってからは、そんなに露骨な侮辱を受けませんでした。けれどもそこにはモットモット深刻な恥辱と嫌悪が私を待っておりました。 同級のうちでも私と正反対に一番 […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:小説『少女地獄』より火星の女(夢野久作)・・・連載18
2019年8月28日
小説『少女地獄』より火星の女(夢野久作)・・・連載18 しかし私があの廃屋の中で聞いたお話は、そんなような仲のよいお話ばかりではありませんでした。時にはお二人ともかなり強い声で言い争われた事が、二度や三度ではありませんで […]
伝説の雑誌『血と薔薇』アーカイブス:official HP ヴァージョン連載を開始する
2015年10月8日
2015年は三島由紀夫没45年となる。 40数年前、三島も参加した小生が刊行した高級エロ雑誌『血と薔薇』を 再録掲載することとした。#康芳夫 『血と薔薇』1969.No4 エロティシズムと衝撃の綜合研究誌 特集=生きてい […]
家畜人ヤプーの考察(14):「ヤプー本質論」中において、ポーリンとクララの交わす論談は示唆的である
2017年9月8日
原理としてのマゾヒズム<家畜人ヤプー>の考察:安東泉・・・『血と薔薇』1969年 No.4より 「ヤプー本質論」中において、ポーリンとクララの交わす論談は示唆的である 『家畜人ヤプー』第五章「ヤプー本質論」中において、ポ […]