家畜人ヤプー_japonisme
逆ユートピアの栄光と悲惨:家畜人ヤプー解説(前田宗男)より・・・12

逆ユートピアの栄光と悲惨・・・12 屈従の増大と幸福の増大の短絡化---一般の価値観と理念の完全な転倒・倒錯のもとに、ジュネのいわゆる「糞を黄金に変える術」は、イース世界においても、みごとな成功を収めている。と、書いてき […]

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沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・11

劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・11 私が考えたのは、ただ1度だけ、それも行為のことではない。10代の時ペニスをふとんに擦りつけていたら、思いもよらず射精した。なんの知識もなかっ […]

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「家畜人ヤプー完結版(ミリオン出版)」より---沼正三・・・9

「家畜人ヤプー完結版(ミリオン出版)」より---沼正三・・・9 初めて手に取る人のためのアドバイスまでは書かずもがなだったかも知れない。初版本や角川文庫本による正編の読者で、この続編を読む気になった不健全な諸君---本当 […]

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逆ユートピアの栄光と悲惨:家畜人ヤプー解説(前田宗男)より・・・4

逆ユートピアの栄光と悲惨・・・4 わが国では、早くも明治十五年に出た井上勤の翻訳がモアの「ユートピア』紹介の最初である。しかし、早い時期に最も正統的なお手本を輸入した割には、わが国のユートピアの歴史は貧しい。思うに、日本 […]

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康芳夫、三島由紀夫を語る(7)

昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]

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連載「沼正三」をめぐる謎 高取英・・・7

天野哲夫は、『週刊文春』10月14日号で 天野哲夫は、『週刊文春』10月14日号で 〈「うーん」 と、天野氏は一瞬絶句。 「確かに、倉田さんの字によく似ていますね。この手紙を見せられたら、手紙の主が作者だと考えるのは不思 […]

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