家畜人ヤプー_japonisme
風俗奇譚(昭和45年7月臨時増刊号)小説 沼正三【著:嵐山光三郎】:連載4 魔の五千円札

風俗奇譚 昭和45年7月臨時増刊号より 魔の五千円札 校正という仕事は、実に苦痛のともなう作業である。豊富な言語知識と、細心の注意が要求される。精神を、文章のすみずみに集中していないと、すぐに見おとしてしまう。 普通、一 […]

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「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載10)

死者の国から呼び戻された幽霊・・・・・・(3) 私は、あくまでも代理人であった。だが印税の受取人は当人でなく代理人の私であることに、矢牧君はいささかの疑義も差しはさまなかった。私が売込みに行ったのでなく、私はひっそりと、 […]

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「家畜人ヤプー」贓物譚(ぞうぶつたん)・・・『潮』昭和58年(1983年)1月号より(連載3)

沼正三は私である・・・・・・(3) 私の経歴は漠としてとらえどころがない。曾て一時期、川島芳子とまではいかぬが、満蒙荒蕪の山奥に流れ住んだ青春の一時期は、誰も検索出来得ぬ靉靆(あいたい)たる彼方に霞み去っている。つまり、 […]

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畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その3

畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その3 たとえば、一九七〇年の初版出版の時点で、石川喬司氏は『家畜人ヤプー』の圧倒的な衝撃について、こう述べている。「SFのベストテン選びをするたびに『も […]

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康芳夫、三島由紀夫を語る(2)

昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]

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『家畜人ヤプーの館』:第六章 誕生秘話 マスコミ招待の夜 より・・・その14

もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』 Amazon Kindle『家畜人ヤプーの館』 1970年、家畜人ヤプー全権代理人・康芳夫の全面支援のもと、日本初、伝説の高級SMクラブ「家畜 […]

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