つまり今の状況はほぼ天野さん=沼正三と考えてもいいとも言える。それでも幾つか、私の中で気になることがあるのだ
2019年3月25日
”沼正三”会見記(1991年12月)共同通信 文化部 小山鉄郎(現 共同通信 編集委員)・・・4 インタヴューの後、幾つかの取材を重ねてみた。『家畜人ヤプー』が出版される時などの著者校閲は天野さんがやっているし、天野さん […]
連載「沼正三」をめぐる謎 高取英・・・3
2021年9月6日
三島由紀夫が絶讚した戦後の一大奇書『家畜人ヤプー』の覆面作家は東京高裁・倉田卓次判事〉と題した論考 今もなお、沼正三=倉田卓次説があるのは森下小太郎が、『諸君』(82年11月号)に発表した〈三島由紀夫が絶讚した戦後の一大 […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・1
2019年6月5日
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・1 『家畜人ヤプー』(都市出版社版1970年):沼正三(ぬま・しょうぞう):1926(大正15)年福岡生。小説『家畜人ヤプー』は戦後最大の奇書と言 […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(12)
2024年1月22日
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その24
2019年2月5日
日本神話を脱構築する:畜権神授説・沼正三『家畜人ヤプー』と日本神話の脱構築:巽孝之・・・その24 だからこそ、沼正三はクラーク批判として『家畜人ヤプー』執筆に赴いたのではないか。それも、クラークが編み出した因果律脱構築の […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・7
2019年9月17日
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・7 入ってきたのはグレーのジャケットを着た中年のサラリーマン風の人物だった。顔の皮膚が少し荒れているなぁ、と思うぐらいで、特別変わった人ではなかっ […]