風俗奇譚(昭和45年7月臨時増刊号)小説 沼正三【著:嵐山光三郎】:連載2 不思議なる電話
2016年1月22日
風俗奇譚 昭和45年7月臨時増刊号より 不可思議なる電話 ヤギ編集長は奇怪な電話をうけてからというもの、一日じゅうおちつかなかった。それは、おし殺したような声で、 「私、ブタでございます。そう、ブタ肉のブタでございます」 […]
康芳夫、三島由紀夫を語る(4)
2023年5月8日
昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 康芳夫、 […]
沼正三のプロペラ航空機:劇的な人生こそ真実(萩原朔美:著)より・・・12
2019年11月7日
劇的な人生こそ真実―私が逢った昭和の異才たち 沼正三のプロペラ航空機・・・12 問題はその次だ。欲望に忠実なだけの話ではない。解析した性をもう1度混沌の創作の世界に引き戻す人なのだ。その振幅運動が秀逸なのである。凡夫は笑 […]
『家畜人ヤプーの館』:第六章 誕生秘話 マスコミ招待の夜 より・・・その12
2018年7月25日
もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』 Amazon Kindle『家畜人ヤプーの館』 1970年、家畜人ヤプー全権代理人・康芳夫の全面支援のもと、日本初、伝説の高級SMクラブ「家畜 […]
連載「沼正三」をめぐる謎 高取英・・・1
2021年5月31日
天野哲夫死去のときの康芳夫のコメント 天野哲夫が、2008年1月30日に82歳で死去した時、共同通信配信で「京都新聞」「北日本新聞」などは、「奇書『家畜人ヤプー」作者の死」「奇書をめぐる謎、一応の区切り」と見出しで報じた […]