虚業家宣言(134):いよいよ訓練開始(1)
2020年1月20日
いよいよ訓練開始(1) そこで、一応資金のメドもつき、英国側のOKも出た七月中旬、私は隊員募集の新聞広告を出したわけだ。 いや、来たのなんの、ホテル・ニュージャパンの私の事務所の電話は一日中、鳴りっ放し。 履歴書郵送と広 […]
虚業家宣言(52):人騒がせなクレイ(2)
2016年10月20日
人騒がせなクレイ(2) 「オレはグレイテスト・アリだ。ファースト・クラス以外は乗ったことがない」 ホトホト困ってしまった。 こうなれば、パンナムのファースト・クラスにすでに坐っている客のうち四人に降りてもらうほかないでは […]
虚業家宣言(28):沼正三の代理人を探し出す
2016年2月19日
沼正三の代理人を探し出す 話を戻そう。三島さんから話を聞いて、すぐに私は『ヤプー』の出版を決意した。徹底したマゾヒズムが芸術にまで昇華している。「これはイケる」と私は瞬間的にそう判断を下していた。 ところが、三島さん自身 […]
虚業家宣言(116):生存の可能性は五分五分(3)
2019年7月9日
生存の可能性は五分五分(3) 私が隊員募集の広告に使った、例のネッシーが首を出している写真が撮られたのは一九三四年である。ケネス・ウィルソンという外科医の手になるもので、湖の北岸を車で飛ばしているときに岸から約ニキロほど […]
虚業家宣言(18):『ボクシング協会』は札束で各個撃破
2015年12月18日
◆バックナンバー:虚業家宣言◆ 虚業家宣言(18):『ボクシング協会』は札束で各個撃破 ◆『ボクシング協会』は札束で各個撃破 あと残った、『日本ボクシソグ協会』が反対しているという問題などは、まるで赤子の手をひねるような […]
虚業家宣言(130):厳しい許可条件(1)
2019年12月13日
厳しい許可条件(1) 私にはやらなければならないことがごまんとあった。 スポンサー探しとともに、英国の関係省庁から許可を得ることが、新聞の悪意ある報道で難しくなっていた。 関係筋への届けを、私は、トラブルを予想して、『ネ […]



