虚業家宣言(27):三島由紀夫が発見した『ヤプー』
2016年2月12日
三島由紀夫が発見した『ヤプー』 西独、ヴィスバーデンに近いタウス山に馬で登っていた、二十三歳の日本人留学生・瀬部麟一郎と、その恋人、東独の名門の出で天性の美貌と才気により”大学の女王”と呼ばれていたクララ・フォン・コトヴ […]
虚業家宣言(110):二十世紀最大のロマン(1)
2019年5月9日
二十世紀最大のロマン(1) ここでカレンダーの日付を半年前の一月の時点に戻そう。 私がネッシー探検の企画を考え出したのはもう数年前、ちょうどクレイ戦のことで、アメリカと東京をあわただしく往復している時期だった。 クレイ戦 […]
虚業家宣言(18):『ボクシング協会』は札束で各個撃破
2015年12月18日
◆バックナンバー:虚業家宣言◆ 虚業家宣言(18):『ボクシング協会』は札束で各個撃破 ◆『ボクシング協会』は札束で各個撃破 あと残った、『日本ボクシソグ協会』が反対しているという問題などは、まるで赤子の手をひねるような […]
虚業家宣言(69):茅総長”バット殴打事件”の真相(1)
2017年3月16日
茅総長”バット殴打事件”の真相(1) 問題は第三のAA諸国大使演説会である。AA諸国と銘打ったものの、私は初めから、呼ぶのはキューバ大使、ガーナ大使、インド大使の三人と決めていた。なかでも眼目はカストロ、ゲバラによって革 […]
虚業家宣言(40):救いの神『ベニハナ』
2016年6月17日
救いの神『ベニハナ』 私はニューヨークのホテルの一室で、ボンヤリと虚脱状態になって考えこんでいた。窓からはマンハッタンの広い通りが見える。おびただしい車の列。雑踏。だが、あの中にわたしに援助の手を差しのべてくれる者は一人 […]



