1977年!
ベンガル虎対日本人空手家の対決を
南国・ハイチの大統領が許可!
アメリカのTV局
NBCと康芳夫が
放映権の契約を結び
その額 約5億円!
(現在の価値で20億から30億)
試合が1秒でも行われれば
振り込まれるという
内容だったッ!
変人偏屈列伝:このハイチが君が虎の対決できる世界で唯一の場所だッ!
虎と空手武道家の死闘ショー(8):極真ネットワークで会場さがし
すでに当時政情の安定していたアフリカのいくつかの国やジャマイカなど、いくつもの国に「トラ VS. 空手の死闘」会場を打診していたが、どこからもかんばしい返答は得られなかった。当時からトラは絶滅傾向が危惧されていて、保護されつつあった。おまけにいくら最強の空手家とはいえ、トラと真剣に闘えば最悪の結果も考えられる。世界的世論を恐れてどの国の政府もなかなかOKしなかったのだ。逆にいえばそれだけに、実現できれば世界の注目を浴びる、という証でもある。
実際、日本の東映に続いて、NBCがさっそくTV衛星による全世界への放映権を申しこんできていた。しかも提示してきた金額は、放映料五◯◯万ドルの高条件だ。当時のレートで一五億円。いまなら約七五億円ほどという巨額の放映料だ。アリの試合を手がけたロバート・アラム弁護士を通じて、私はすでにNBCとの契約を完了していた。
・・・虎と空手武道家の死闘ショー:続く