康芳夫

現代社会に生きる誰しもが今、日増しに感じている確かなことが一つあると思う

それは自分たちを取り囲んでいる世界がいつ姿を根底からがらりと変えるかわからない、私たちは実はそんな薄氷の上に乗っかっているのではないかということである。

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この世の妙味は虚実皮膜の間(毎日新聞(2009年10月24日))

モハメド・アリを招いてのボクシング・ヘビー級戦(1972年)や、絶大な人気を誇った歌手トム・ジョーンズのコンサート(73年)など、70年代のカルチャーを語る上で欠かせない数々の興行を手がけた。五輪との関係では、ロス五輪(84年)開催の2年前、実現しなかったものの、独占放映権の獲得を画策して騒ぎとなったこともある。「五輪のウラのウラまで知り尽くしている」と胸を張るゆえんだ。そういえば、<石原知事がIOC総会で「舞台ウラの取引でリオデジャネイロに決まった」と発言した>と海外メディアに報じられて一騒ぎになりましたっけ。

この世の妙味は虚実皮膜の間(毎日新聞(2009年10月24日))

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